◆キャラへの第一印象&自分にもあった「ドジエピソード」は?早速、それぞれのキャラクターについて、プロフィール紹介を交えつつ、ファーストインプレッションなどが語られた。
▼一倉颯20歳の大学2年生。ドジを自覚している ”羞恥心アリ反省タイプ” で、ドジをしても明るくごまかしたいと考えている。自分には個性がないと感じており、将来像はなかなか描けないのが最近の悩み。人付き合いは得意ではないが面倒見がいい。颯役の小林さんは「表情など表に出るのはクールでも、モノローグでしっかり恥ずかしがるという感情とのメリハリがありますね。その分、モノローグでもいっぱい感情を出したいと思って演じました。表に出さないようにしながらも、感情が漏れているのが魅力かも」とコメント。
メイン回である第1話からの印象的なエピソードを聞かれると、コンビニで商品と財布を出し間違えてしまうシーンを挙げた小林さん。「僕もポイントカードありますか、と聞かれて全然違うカードを出してしまったことがあって……」と答えると、鷲崎さんから「ちょうどいいエピソード! 一人目のコメントとしては100点!」との声があがった。
▼二見瞬高校2年生、17歳。ハンドボール部に所属しており体力づくりはかかさない。ドジを指摘されても『あえてだから』と認めない “強がりストイックタイプ” 。見た目はクールだが素直な性格で、そのギャップで『かわいい』と言われることも多いが本人にとっては地雷。瞬役の内山さんは「見ためもキャラデザインもスマートな印象で、クールに演じてみようと思っていたのですが、収録現場で『クールにやらないでください』とディレクションがあったんです。作中では、話数が進むつれてクールドジ男子たちの交流が始まるのですが、瞬は年齢的にも末っ子。ここから可愛さやヤンチャさが出て、馴染やすいキャラになっていきます」とコメント。
メイン回の第2話で瞬が「電車のなかでイヤホンが抜けていた」シーンを見て、内山さんも「無線ワイヤレスイヤホンがどんどん使われるようになって、見かけるようになりましたよね」という「あるある」感を表すと、キャスト陣からも同意の頷きがあった。
▼三間貴之27歳の会社員。 “無自覚無痛タイプ” でドジしても特に何も感じない様子。仕事には真面目で妥協しないが、ドジで会社を和ませることもしばしば。そのため社内隠れ癒し担当になっている。多忙な日々を過ごしているため自分にとっての『癒やし』を探し中。貴之役の梅原さんは「社会のなかでの三間、会社のモノローグありの三間と、いろんな顔を意外と持っているキャラクター。話数が進むごとに年上の顔をするシーンも。会社でプレゼンしているときはトーン高くしたり、モノローグは低くしてみたりなど、一定のテンションでありながらも、いろんな顔を表現しています」とコメント。
梅原さんもアフレコ現場での「ドジエピソード」があったそうで、現場のスタジオにある引き戸を引く方向を間違えたまま、なかなか開かないと力を込めて、扉を外しかけてしまったという。それを先輩声優に見られ「おっ、クールドジ」と指摘された、と話すと、他のキャストからは慰めの言葉も。
▼四季蒼真童顔で高校生に間違われがちだが、19歳の専門学生。 “受け入れ前向きタイプ” で、笑いのツボが浅く、自分のドジも自分で笑ってしまう。デザインを学んでおり、将来のやりたいことはたくさんあるものの、自分には武器がないと悩み、なかなか行動に移せないでいる。蒼真役の千葉さんは「パッと見のクールさは少なめなキャラクターで、若者感があって、テンションも落ち込まず明るいタイプ。人懐っこいところがありますよね。蒼真の良さは自覚しているものより、他のクールドジ男子たちから見てわかるところがあって、そこが彼らにはクールに映っているんだと思います」とコメント。
第4話で四季蒼真が「左右で異なる靴下を履いてしまう」というシーンに、千葉さんは「それを周囲からおしゃれと言われるのは蒼真のポテンシャルがあって、僕からしたらすごいなって。もし、僕が指摘されたらコンビニで靴下を履き直してしまいそう(笑)」と話した。
>>>イベントの様子やキャラビジュアルを見る(写真8点)(C)那多ここね/SQUARE ENIX・「クールドジ男子」製作委員会