【エリアスを演じられるのは竹内さんしかいない!】――竹内さんから見た、種崎さん演じるチセの魅力は?竹内 「繊細さ」ですかね。息遣いひとつとっても本当に繊細なんです。アフレコ画面に映るチセの表情以上に、種崎さんのお芝居から伝わってくる部分が大きいので、僕は種崎さんのお芝居を受けて感じたことを、そのままエリアスとして出しています。種崎さんのおかげでエリアスとして存在できていると言っても過言ではないですね。
――では、種崎さんから見た、竹内さん演じるエリアスの魅力は?種崎 「無垢さ、純粋さ」ですかね。竹内さんが演じるエリアスと接していると、どこか放っておけない可愛いらしさを感じます。竹内さんご自身が持っている純粋さの力だと思っています。それと同時に感じる底知れなさや全部が見えない感じも竹内さんはエリアスそのままだなと。エリアスを演じられるのは竹内さんしかいないと思っています!
竹内 やった! 嬉しいですね。ありがとうございます。
【アフレコもガラッと雰囲気が変わった『学院篇』】――SEASON2から始まる『学院篇』の印象を教えてください。種崎 登場人物が増えて、にぎやかになったという印象ですね。アフレコ時の人数も増えました。
竹内 SEASON1は会話の間を楽しむようなまったりとした雰囲気があったのですが、SEASON2は登場人物が増えた分、会話のテンポも早くなったように感じました。より群像劇っぽくなったといいますか。
種崎 だから、カレッジでみんなと話しているときと、家に帰ってエリアス、ルツ、シルキーと話しているときでは、空気感が全然違うんです。竹内さん、内山さん、遠藤さんの4人で収録のときは「この雰囲気、知ってる……!」という安心感がありました。
竹内 4人で収録のとき「ウンウン」ってうなずいていましたもんね(笑)。それくらい家と学院の雰囲気は違うので、アフレコもガラッと雰囲気が変わって楽しいし、面白かったです。
種崎 カレッジの皆さんとアフレコしたあとに「(この雰囲気は)カレッジだ……」って呟くと、「何を言っているんだ、こいつは」っていう顔をされるんですけれど、チセもきっとこう思っているはずです(笑)。
竹内 確かにそれは感じるかも。
種崎 でも、そのおかげでチセと同じ気持ちでそこに立っていられるというか。より「自分の家はここだ」と分かるようになったと感じます。また、アフレコが進んでいくと、カレッジの中でも緊張しなくなっていって、「きっとこれもチセと同じ感覚なんだろうな」と思っていました。
――他にも変わったと感じる部分はありましたか?竹内 緑が減りましたね。
種崎 そうそう。学院はテクノロジーが発達しているので、第1話から今までの『まほよめ』では見られなかったような映像が楽しめると思います!
【チセ、エリアスに何か一言、声をかけるとしたら?】――『学院篇』の見どころを教えてください。竹内 エリアスと講師陣の会話はぜひ注目していただきたいですね。その中でエリアスが色々な考えを巡らせて、どんどん前向きな行動へと移していくシーンがあるので、そこは見どころかと思います。
種崎 『学院篇』は新しく登場するキャラクターそれぞれに物語があって、そのキャラクターたちと関わっていくことによって、チセも成長していくので、そこは注目していただきたいポイントですね。
あとは、SEASON1に出てきたキャラクターたちのエピソードもあるので、『まほよめ』を長く楽しんでくださっている方には「こんなシーンが見られるのか!」と思ってもらえるのではないでしょうか。見どころだらけです!
――最後に種崎さん、竹内さんから、それぞれチセ、エリアスに何か一言、声をかけるとしたら?種崎 私は「無茶しすぎないでね」でしょうか。
竹内 難しいな。そうですね、「もっとみんなと接していいんだよ」でしょうか。
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