• 『魔術士オーフェン はぐれ旅』江口拓也が憧れる剣と魔法とドラゴンの世界
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2023.01.11

『魔術士オーフェン はぐれ旅』江口拓也が憧れる剣と魔法とドラゴンの世界

『アーバンラマ編』から登場するヘルパート役を演じる江口拓也さん

累計1400万部(電子書籍含む)を誇る秋田禎信の大人気ライトノベル『魔術士オーフェン はぐれ旅』(TOブックス刊)を原作に、シリーズ生誕25周年を迎えた2020年より放送がスタートしたTVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』。その第三期『アーバンラマ編』は2023年1月より放送開始! 
今回は『アーバンラマ編』から新たに登場するヘルパート役・江口拓也さんに『魔術士オーフェン』シリーズの魅力、ヘルパートの印象などについて語ってもらった。
▲オーフェンの前に立ちふさがる謎の男・ヘルパート。その正体とは……!?

──今作に出演が決まった時の率直なお気持ちは。

江口 「まさか『オーフェン』に出ることになるとは」っていう気持ちでしたね(笑)。2019年にシリーズ生誕25周年を迎えたということですが、25年前の僕はまだ10歳くらいで、アニメ放送を観ていたりはしましたが将来声優になりたいなんて1ミリも思ってなかったです。
そういう作品を今またやるということにはある意味凄みを感じますし、そこに自分が参加出来たことはとても嬉しかったです。

──『魔術士オーフェン』という作品についてはどんな印象をもっていますか。

江口 みんながイメージするテーブルトークRPGの世界観ですかね。今もすごく異世界ものが流行っていますけれど、まさに僕らに「行きたい」って思わせてくれる中二病気分を煩わせてくれる世界観を作ってくれた最初期の作品だと思いますし、特に強い印象を持っています。

──まだ『魔術士オーフェン』という作品を観ていない人に魅力を伝えるとすると、江口さんからどんな説明をされますか?

江口 やっぱりファンタジー作品なんで、冒険が一番の魅力なんじゃないでしょうか。「剣と魔法とドラゴンの世界」で、オーフェンたちが旅の中で何を感じて生きていくかを楽しんで観てほしいと思います。

──ヘルパートを演じるにあたり、何か意識されたことは?

江口 ヘルパートについてはある意味機械的に行動するキャラなので、淡々と同じ感情線で喋っていった感じです。あまり変化みたいなものを入れてしまうと、逆にキャラがブレてしまうなって思いましたので、言葉一つひとつに自分の意志とか達成感、喜びや怒りといった感情は入れないように気をつけながら演じています。

──では、演じていく中で改めて感じた魅力などはありましたか。

江口 手が気持ち悪いぐらいにグニャグニャ伸びたり縮んだりして、無慈悲に街の人を殺すヘルパートは完全な恐怖の対象だと思います。絶対的な意識に従って存在しているキャラクターなので、そういう「強キャラ感」みたいなものが彼の魅力なんじゃないかなって思っています。
あとはずっと難しいことを喋っているところですかね(笑)。割と贅沢にカット数を使っていて、ある意味すごく冒険してるなって思いました。さらにそのセリフの中にある言葉が、後の展開の伏線につながることもあったりするんですよ。そういう仕掛けがあるところもRPGっぽいですよね。

(C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023

アニメージュプラス編集部

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