• 『本好きの下剋上』第3期9話/井口裕香&速水奨オフィシャルインタビュー公開!
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2022.06.03

『本好きの下剋上』第3期9話/井口裕香&速水奨オフィシャルインタビュー公開!

(C)香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会


――表情の変化や日常芝居などについては特に丁寧に描かれた作品だと思うのですが、アフレコについてはいかがですか?

速水 セリフの間やタイミングも、キャラクターや芝居に合わせてしっかりと考えられている作品だと思います。

井口 だから、毎回すんなり演じることができるんですよね。

速水 口パクの動きが変に長かったりというようなこともないから、演じていて違和感がない。

井口 アフレコで言えば……コロナ禍以後は密を避けるために分散収録が多くなったんですけど、3期のクライマックスは掛け合いが多いので、フェルディナンド役の速水さんはもちろん、ジルヴェスター役の井上和彦さん、神殿長役の星野充昭さん、ビンデバルト伯爵役の茶風林さんと一緒に、最大3〜4人で収録させて頂いたんです。これだけの大先輩に囲まれて収録する機会もそうはないので、「これは贅沢な現場だな」と改めて思いましたね。皆さん本当に私の手を引いて下さるように、気持ちの良い掛け合いをして下さるんです。そのおかげで、感情面だけでなく技術的にも自分の実力以上のものを、自然と出せるような空気を作って頂きました。

速水 演技って、そういうところがありますよね。やはりお互いの呼吸によるものですから、語尾などで相手の感情の動きがきちんと感じ取れると、それだけでこちらの演技も全然違うものになる。

井口 本当にすごく変わるんですよね。だからいつも以上に研ぎ澄まされた気持ちでマイクの前に立つことができましたし、自分の思っていた声よりも格段に良いリアクションができたり……本当に貴重な経験になりましたし、学ぶことの多い現場でした。

――その他、収録現場などでの思い出は?

井口 1期のときはゆで卵が流行って、キャストがみんな現場にゆで卵を持ってきて、一緒に食べたりしてましたね(笑)。

速水 バーベキューにも行ったね。

井口 2期の終わり頃に、メインキャストの5~6人で行きましたね。また落ち着いたら……4期がスタートした暁には、またみんなで行きたいです(笑)。

――では最後に、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

速水 本当に壮大なドラマですし、個人的に先の展開が知りたくて原作小説も読んでいるんですけど(笑)、ファンタジーなのに読めば読むほどリアルに感じるんですよね。本当に自分が異世界にいるような感覚を味わえますし、同時にマインが次に何を創り出すのかという期待とワクワク感もあり、それでいてこの先マインはどうなるのかという、ドラマチックな展開を予感させるストーリーも楽しめる。ですからアニメも4期以降へ続いて欲しいですし、この先の物語を僕もファンの皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思っています。
実は先日、ウイスキーを飲みながら1期を観直し始めたら、面白くて止まらなくなってしまいましたし(笑)。実際どんな方でも楽しめるドラマになっていると思いますので、ぜひ周りの方にもお勧め頂いて、老若男女問わず観て頂けたらと思います。

井口 本当に世代に関係なく楽しめる作品ですよね。お子さんならマインに感情移入して、大人であればそれこそフェルディナンドの目線で楽しむこともできるし、マインの視点からより俯瞰で観て楽しむこともできるでしょうし。
だからお子さんがいらっしゃる方は、ぜひ一緒に観て頂きたいんですよね。絵は子供にも見やすいものになっていますけど、物語はとても骨太ですし……特に3期のラストはきっと皆さん泣いてしまうと思いますので、ハンカチを用意して臨んでいただきたいと思います。
また、原作小説はこの先が本当に盛り沢山なので、アニメも4期5期と続くことを願っています……。

速水 物語的には、ここからがいよいよ本編だからね(笑)。

井口 そうなんですよ、ホントに(笑)! ドラマCDでも充分楽しめるんですけど、やっぱり映像で観たいんですよね。

速水 最後まで描くとしたら、何期まで続けなきゃいけないの?

井口 何期かなあ……10期?

速水 ぜひ最後まで行って欲しいね(笑)。

井口 マインの発明とベンノさんたちの協力でこの世界の歴史も動いていきますし、ジルヴェスターやフェルディナンドの勇ましいシーンが観れるのも、この先なんです!
ですから、まずは3期を楽しんで頂いた上で原作小説も読んで、予習を済ませておいて欲しい(笑)。
その上でまたマインとフェルディナンドとして、皆さんとお会いできたら嬉しいです。

★アニメ公式サイト
★アニメ公式Twitter:@anime_booklove

(C)香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会

アニメージュプラス編集部

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