• いぶし銀!?『ガンダム』ラルパンとドズルパン! グラスやベルトも
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2022.05.12

いぶし銀!?『ガンダム』ラルパンとドズルパン! グラスやベルトも

(C)創通・サンライズ

アニメ『機動戦士ガンダム』では、敵役のジオン軍兵士も魅力的に描かれており、作品の魅力の一つになっている。そのジオン軍の中でも人気が高いキャラとして、ランバ・ラルとドズル・ザビが上げられる。その2人をイメージした「いぶし銀アイテム」が登場した。

『機動戦士ガンダム』は1979年放送のTVアニメ。モビルスーツと呼ばれる巨大ロボット兵器を用いた、地球連邦軍とジオン公国軍の戦争を描く。

ランバ・ラルはジオン軍の大尉。ガンダム&ホワイトベースを倒す特命を受けて地球に降り立つ。折しもホワイトベースを脱走していた主人公アムロ・レイと偶然出会い、度量の深さを見せてアムロに大きな影響を与えた。

ドズル・ザビはジオン軍の中将。ジオン公国を支配するザビ家の一員。厳つい風貌から粗暴な人物と思われがちだが、弟の死に涙し、妻や子供の身を案じる情の強い家庭人としての一面を持つ。また軍事に関しても「戦いは数だよ兄貴!」という至極まっとうな名言を放っている。

ロボットアニメの歴史の中で、70年代初期の作品では敵役はコワモテで悪辣・非道な人物であることが多かった。だが『勇者ライディーン』(1975年)のプリンス・シャーキンを皮切りに美形の悪役が登場、人気を集める。『機動戦士ガンダム』でもシャア・アズナブルやガルマ・ザビはこの系統に入る。
そしてラルやドズルの登場により、コワモテでも人間性に優れ、独特の魅力を持つキャラクターが注目されるようになった。
一部ガンダムファンが言うことのある「オヤジキャラもっと活躍すべき」という意見の根っこは、ラルやドズル、そしてその系統に連なるノリス・パッカード( 『機動戦士ガンダム第08MS小隊』)などの「いぶし銀」キャラの存在にあると言えるだろう。
今回のアイテムは、そのいぶし銀なキャラクターに焦点を当てた企画。ランバ・ラルと彼の乗るモビルスーツ・グフ、ドズル・ザビとモビルアーマーのビグ・ザムをワンポイントのデザインに落とし込んでいる。
ラインナップは「グラス」「オーガニックコットンタオル」「パンツ」「ベルト」の4種の渋めのアイテムだ。
グラスとベルトは銀の箔プリントを施し、いぶし銀な雰囲気を楽しむことができる。
タオルはオーガニックコットンを使用し、肌触りがよく、ふかふかな仕上がりになっている。

ラルやドズルのファンであれば、これらのアイテムを生活に散りばめて、そのダンディーな魅力に想いを馳せるのもいいだろう。

なお今回のアイテムを企画したバンダイでは「今弾はランバ・ラルとドズル・ザビになります」と説明している。ということは次弾以降の可能性もあるということだ。
次があるとすれば、ギレン・ザビやマ・クベのような曲者路線の方に行くのか、フラナガン・ブーンのような渋い所を付いてくるのか。あるいは連邦側でレビル将軍とかが出てくる可能性もある。今後の動きにも注目したい。

>>>「機動戦士ガンダム いぶし銀アイテム」デザインやラインナップを見る(画像29点)

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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