• 『その着せ替え人形は恋をする』直田姫奈が断言「喜多川海夢は魅力の塊」
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2022.02.26

『その着せ替え人形は恋をする』直田姫奈が断言「喜多川海夢は魅力の塊」

(C)福田晋一/SQUARE ENIX・「着せ恋」製作委員会


――これまで放送されたエピソードで、印象に残っているシーンは?

直田 第3話の歩道橋のシーンが好きです。ラブなストーリーが突然始まる感じのドラマのワンシーンみたいで。絵と音楽の演出が素敵で「めっちゃ好き!!!」って、なりました。五条くんと海夢の距離が少し近づいたところでもあるのかなと思います。

あと、第4話の五条くんの男泣きからの、海夢の涙のシーンも捨てがたいです。この五条くんのシーンに対しては、原作を読んだ時から胸が締め付けられていましたが、アニメになると余計に胸が苦しくなりました。そこからの海夢の涙。ここは演じている側としてかなり大変だったシーンの一つです。泣くだけじゃなく、息を吸うところも決まっているので、そこも不自然にならないようにしなくちゃいけないのが、シンプルに難しかったです。そのあと、泣いて鼻が詰まってる感を経て泣き終わる――そんな人間の当たり前の流れを自然に出せるようにと、神経を使った話でした。

さらに、演出と五条くんのセリフで好きなのは第5話の電車のシーン。ポロっとこぼれた五条くんの本音「喜多川さん……とても奇麗でした……」の言い方が本当に「……え?」ってなる言い方だったので。自然と「えっ えっ えっ え~~~っ!……」と出てしまいました。さすが石毛さんです。演出も一瞬トンネルに入って電車の車輪が映されて、二人の関係が回りだした感じが最高でした。

――では、海夢個人のベストシーンは?

直田 第1話の、コスプレに対し「究極の愛じゃんっ?」と語るシーン。好きなものを全力で好きと目をキラキラ輝かせて堂々と言っているのが海夢の性格がガッツリ出ていて好きです。あと、第3話のラーメンを食べたあとに肉巻きおにぎりを見つけてよだれを垂らして美味しそうと興奮するシーン。「好き」「食べたい」という気持ちが全力で出ているのが海夢らしいです。

それと、第5話の五条くんの部屋で初めて雫たんの衣装を着て、目をハートにしたりピョンピョン飛んだりして喜ぶところや、写真を撮ろうとなった時に、雫たんの表情を作ろうとするも喜びが顔に出てしまうシーン。海夢にとって念願の雫たんの衣装。本当に心の底から嬉しいのが伝わってきて、その喜びが体全部から滲み出ちゃうのがかわいくて大好きです。

直田姫奈【すぐた・ひな】
4月17日生まれ。兵庫県出身。アニモプロデュース所属。2018年、アプリゲーム『消滅都市』でSPR5のハルカ役として声優デビュー。2020年より『BanG Dream!』プロジェクトのバンドユニット「Morfonica」の桐ヶ谷透子役を担当。

>>>海夢の笑顔&コスプレが眩しい!『着せ恋』場面カットを見る(写真20点)

(C)福田晋一/SQUARE ENIX・「着せ恋」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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