• 『その着せ替え人形は恋をする』直田姫奈が断言「喜多川海夢は魅力の塊」
  • 『その着せ替え人形は恋をする』直田姫奈が断言「喜多川海夢は魅力の塊」
2022.02.26

『その着せ替え人形は恋をする』直田姫奈が断言「喜多川海夢は魅力の塊」

(C)福田晋一/SQUARE ENIX・「着せ恋」製作委員会

現在放送中の青春ラブコメ・TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』が人気爆発! SNSのトレンドワードに「着せ恋」は今や常連、公式ツイッターのフォロワー数も16万超えの勢いだ。
本作の大きな魅力と言えば、やはり主人公の女子高生・喜多川海夢に他ならない。読者モデルも務める人気者の美少女は、趣味のアニメや美少女ゲームを「好き!」と公言できる素直で明るい性格の持ち主。コスプレ衣装製作を通じて、頭師を目指して雛人形作りに勤しむ五条新菜との仲が急接近していくコスキュン♡ストーリーから、あなたも目が離せないはず。

今回は海夢役を演じる直田姫奈さんへのインタビューを2回にわたって掲載、前編となる今回はオーディションや役作りの取り組み、これまでの名シーンについてたっぷり語っていただいた。

――さっそくですが、海夢役に決まるまでの経緯をお聞かせ下さい。

直田 最初はオーディションでした。「自分的にやりやすいキャラクターがいるオーディションがきた! チャンスだな」と直感しました。いろんなシーンの資料があったので、そこから見える海夢のファーストインプレッションを大事にして、考えすぎずやってみたらありがたいことに合格をいただきました。

スタジオオーディションはとても緊張していたのですが、同時にすごく楽しかったので、帰り道で「めちゃくちゃ受かりたい……」と、マネージャーさんにガチトーンで話していました。そういった経緯もあり、受かった時はさいっっっっこうに嬉しかったです!

――海夢の演技については、演出サイドからどんなオーダーがありましたか。

直田 ディレクションでは「男前に」「小学生の男の子みたいに」を基本として、かわいさよりはサバサバ感を求められることが多かったように思います。コメディのところはコメディタッチにガンガン振れるようにディレクションで色をつけていただきました。

私も五条新菜役の石毛翔弥さんも、「ナチュラルな芝居感だな」とやっていて感じているのですが、日常シーンは私たち役者サイドの空気感に任せてくださっていて、よりリアルな日常感が出ているのではないかなと思います。

――役作りについては、どのような取り組みをされましたか。

直田 原作を読んで役作りをさせていただきました。といっても海夢に関してはわりと直感が多いです。原作を初めて読んだ時は、とても絵がキレイでびっくりしました。そして、登場人物がいい子ばかりで、 “尊さ” が溢れ出ていました。いろんな「好き」が出てきてそこにまっすぐに向き合っていく世界観がキラキラ輝いて見えます。

海夢はそんな世界の中でも、よりキラキラ輝いていました。「好き」なことに全力疾走。自分にまっすぐな彼女に憧れます。でも完璧な人間ではなく不器用なところとか、五条くんに対して心の中でメロメロなところとかが、またかわいいところだなと……。海夢は魅力の塊です!

――演じる際に、特に心がけているポイントは?

直田 海夢はギャルという特筆すべきキャラがあるので、ギャル感はとても大事です。でも、どうしたらギャルになるのかは感覚的なものなので自分でも言葉にするのは難しいのですが、海夢は自分の考えを当たり前のこととしてストレートに発言するので、言葉に重みがあまり出ないようにしています。「五条くん」というセリフも、ニュアンスとしては「ごじょーくん」なのでその “軽さ” が出ればいいなと思って、あまり言葉を消化せず受け取ったままの鮮度高めの状態で会話をする感覚でやっています。

あとは表情豊かで感情がジェットコースターのように早く変わるところも海夢の魅力の一つなので、早口や心の中の乙女モードの時ほど表情を盛り込めるように顔の表情筋すべてを使っています。

(C)福田晋一/SQUARE ENIX・「着せ恋」製作委員会

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事