• 【仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド】メインキャストが語る「新たな出発点」
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2024.02.24

【仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド】メインキャストが語る「新たな出発点」

『555』の世界へ再集結したメインキャストたち。右より園田真理役/芳賀優里亜さん、乾巧役/半田健人さん、草加雅人役/村上幸平さん、北崎役/藤田玲さん 撮影/能美潤一郎


――真理はワイルドキャットオルフェノクになるという、大きな変化がありました。台本を読んだ時、どう受け止めましたか?

芳賀 結構冷静でした。「ついに来たか」じゃないですが、TVシリーズの中に真理がオルフェノクになる要素はあったので。TV本編で「君は今のままでいいんだ」「ずっと普通の女の子のままで」という草加くんのセリフがあったんですけど、それが脳裏に浮かびました。「ごめん、普通の女の子じゃなくなった」と思ったりしましたね。あと、何オルフェノクになるんだろうなって、みんなで話していました。

藤田 猫だったね。

村上 僕は絶対タヌキだろうって言っていました。

芳賀 そう、「タヌキっぽいじゃん」って。

半田 でも、猫はしっくりきていたよ。

村上 今の芳賀さんだったら猫。20年前だったら、やっぱりタヌキ(笑)。

半田 それに僕(巧)が狼のオルフェノクじゃないですか。まぁ犬みたいなものだから、犬と猫で釣り合いとしては面白いなと。

芳賀 猫がよく残っていたなと思いました。ものすごい数のオルフェノクが出ているから。

村上 オクラもいましたからね。

半田 オクラってもう動物じゃないし。

芳賀 オクラは視聴者さんからの公募だったんだよね。

半田 あぁ、あったあった!

藤田 確かに、普通はその発想は出てこない。

村上 草加はオルフェノクになるなら何だったんだろうね。

半田 ワニ……はいたな。

芳賀 ザリガニっている?

村上 いない。じゃあ、ザリガニで!

藤田 すげぇ嬉しそう(笑)。

村上 何か違うような気もするけど、嬉しいからいいか(笑)。アンドロイドになったから、草加はもうオルフェノクにはなれないんですよね。玲くんもなれないよ、ドラゴンに。

藤田 そうですね。もう一回なりたかったな。

芳賀 でも、スマートブレインがあるから。

村上 またオルフェノクの因子を入れればいいんだ。

藤田 そうそう、戻せばいい。アンドロイドの技術があれば、僕いくらでも出られますから。

村上 そうそう。

半田 全員死なないよね。細胞か何か残っていたら、巧だってアンドロイドとして再生できるかもしれない。

――いつでも再登場できる土壌がありますからね(笑)。最後に半田さんから、読者へのメッセージをいただければ。

半田 二度、三度観ることで気づくシーンが変わってくる作品だと思うので、ぜひ何度でも観てもらいたいです。そして伝えておきたいのは、決して僕たちは同窓会映画を作るつもりはなかったということ。それは僕ら以上に、白倉(伸一郎)プロデューサーや田﨑監督が、最も避けたかったことだと思うんですよ。

僕らはみんなでまさに夢の続きであり、『555』の新たな出発点になるようなものを作ったつもりなんです。だから、もし次の『555』があるとしたら、『パラダイス・リゲインド』を起点として続けていける。今作はそんな新しいスタートの作品だと思っています。


>>>ファン待望の『555』正統続編に涙!『パラダイス・リゲインド』場面カットを見る(写真17点)

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アニメージュプラス編集部

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