• 舞台『未来少年コナン』影山優佳がヒロイン・ラナ役に決定!
  • 舞台『未来少年コナン』影山優佳がヒロイン・ラナ役に決定!
2024.02.13

舞台『未来少年コナン』影山優佳がヒロイン・ラナ役に決定!

上段左より)加藤清史郎、影山優佳、成河、門脇 麦、下段左より)宮尾俊太郎、今井朋彦、椎名桔平


<クリエイタープロフィール>
■インバル・ピント Inbal Pinto(演出・振付・美術)
1969年にイスラエルで生まれる。5歳でダンスを始め、エルサレムベザル・アカデミグラフィックアートを学ぶ。ダンサーとしてバットシェバ舞踊団に在籍。90年から振付の活動を始め、93年『Dio-Can』で本格的にデビュー。00年、『Wrapped』でニューヨークのベッシー賞を受賞。93年にダンスカンパニーを創設し、数々の作品を創作。日本でも『オイスター』や『ウォールフラワー』等の作品が紹介されている。ダンス以外にオペラやCMも手がけている。07年、イスラエル文化賞とテルアビブ市賞を受賞。 11年、『Toros』と『RushesPlus』でイスラエル文化賞を受賞。13年、佐野洋子原作の絵本『100万回生きたねこ』をアブシャロム・ポラックとの共同演出にて舞台化し、読売演劇大賞優秀演出家賞・作品賞を受賞。その他、日本での作品に、17年、百鬼オペラ 『羅生門』(アブシャロム・ポラックとの共同演出)、20年・23年『ねじまき鳥クロニクル』(原作・村上春樹、アミール・クリガ―との共同演出)がある。

■ダビッド・マンブッフ David Mambouch(演出)
ダビッド・マンブッフは、フランス国立民衆劇場の専属パフォーマーとして活動する傍ら、脚本家や演出家としても、舞台や、複数の映画を手掛ける。
脚本作品として『First Stripes』、『Walk Out』などがある。
また、自身の母親である世界的振付家マギー・マランのカンパニーとのコラボにおいては、『May B』や『Umwelt』の再演でパフォーマーとして出演し、そして映画『Nocturnes』、『May B』、『Umwelt』、ドキュメンタリー映画『Maguy Marin: Time to Act』の監督も務めた。
さらに、マギー・マランとの共同制作による『Singspiele』などの作品において、サウンドトラックも手掛け、多方面で才能を発揮している。

<発表済配役、コメント>
■コナン:加藤清史郎
素直、楽天を絵にしたような少年。海に囲まれた島で育ったため、常人よりもはるかに力強く鋭敏な運動能力を持つ。特に素潜りの長さと深さや足の指の強さは驚異的。ラナと会うまではおじい以外の人間を知らなかったが、彼女に会って以来、彼女を救い出すために色々な人々と出会いを果たすことになる。

<コメント>
まず、この素敵な出会いに感謝です。
僕は『未来少年コナン』が本当に大好きになりました。素敵な方々によって手がけられたこの大好きな作品をこんなにも素敵な方々と一緒に舞台化させていただけること、心より嬉しく思うと同時に、とっっっても緊張しています。笑
ですが! 本当の太陽に育まれた少年コナン、本当の意味であのタンクトップと短パンが似合うように、そして、今の時代を生きる皆様にこそ観ていただきたい、そう胸を大きく張って言うことができる『未来少年コナン』を作り、お届けするために精一杯精進致します。
最後に、本っ当に楽しみです!

■ジムシー:成河
過去のいざこざから人間嫌いになり、山の中で一人で生活をしていた天性の野生児で、その身体能力はコナンに勝るとも劣らない。コナンがジムシーにとって初めての友達で、意気投合したコナンと共にインダストリアへ向かう。気分屋な一面もあるが、友情に厚い少年。楽天家だが食への執着は人一倍強い。

<コメント>
またインバルの作品に参加させていただけることが何よりも嬉しいです。座組も新旧入り混じり、新しい挑戦の始まりにワクワクしています。知り合いに「コナンやるんだよ」と言うとまず確実に名探偵かと思われるのですが、違います。未来少年です。インバルが宮崎駿ファンなのは聞いていましたが、まさかそこかと唸りました。まだまだ稽古前なので妄想ばかり膨らむ毎日ですが、インバルにしか出来ない、インバルらしい作品に仕上がるよう、そして原作ファンの方々にインバルの事が大好きになってもらえるよう、座組一丸となって、細部にまでこだわった創作に励みたいと思います。

■モンスリー:門脇 麦
インダストリアの有能な行政局次長。レプカの腹心として活躍する頭脳明晰な女性。大変動の際に家族を失い、 インダストリアの船に救助された過去を持つ。以来、ひとりで強く生きてきた。任務遂行のためには手段を選 ばず、行動的で非情な態度をとっていたが、コナンと接するうちに考えが変わっていく。

<コメント>
こんなに早くインバルとまた仕事ができるなんて!海太郎さんとまたご一緒できるなんて!あのコナンと舞台上で会えるなんて!幸せづくしで夢心地です。
高い壁と向き合う日々が始まろうとしていますが、心強い仲間たちとともに楽しみながら乗り越えていこうと思います。

■ダイス:宮尾俊太郎
プラスチップ回収船バラクーダ号の船長。自由に生きたいと願う海の男。レプカの命でラオ博士を探す際にラナをハイハーバーから誘拐するが、インダストリアに対して反逆を起こし、やがてはコナンの味方になりジムシーと名コンビを組む。何度も裏切るなど自分勝手ではあるが、どこか憎めない人物。

<コメント>
子供の頃に大好きだった『未来少年コナン』、そして今も大好きな宮崎 駿さんの作品に関われることを大変嬉しく思います。あの世界を演出のインバル・ピントさんをはじめ今回のチームで一体どんな形になっていくのか楽しみです。どんな時代も力強く生き抜く人間の性根を表現できたらと思います。

■レプカ:今井朋彦
インダストリアの行政局長。最高委員会の指示に従うよう振舞っているが、実際はインダストリアの独裁者。太陽エネルギーを手に入れ超巨大戦闘機ギガントを飛ばし、空から世界を支配しようと目論んでいる野心家。そのためにラオ博士やその孫娘ラナを狙っている。作戦に際しては自ら陣頭指揮をとる行動派。

<コメント>
インバルとの創作は『100万回生きたねこ』以来、2度目になります。
前回の稽古場の印象は「雑然」でした。
舞台でダンスの振付けが始まったかと思うと、ピアノのそばでは歌の練習が始まり、別の一角では芝居の稽古が始まる・・・しかも同時並行で(笑)。
まるでクラフト工房のように、それぞれのパーツを、それぞれの職人があちこちで作っている。やがてそれらが劇場という空間でひとつになる。そんな工程を共にした感覚があります。今回はどんなパーツを、どんなオーダーで作ることになるのか、今から楽しみです。

■おじい・ラオ博士:椎名桔平
のこされ島に暮らす老人で、コナンの育ての親。20年前の大変動の際に宇宙への脱出に失敗し、のこされ島へ不時着。仲間は次々と亡くなり、コナンを一人で育てる。おじいの教えや言葉はコナンの生きる指針となる。
○ラオ博士
ラナのおじいさん。かつて太陽エネルギーを開発したグループのリーダー的存在。そのためにレプカに協力をするよう脅され、身を隠していた。最終戦争や地殻の大変動を引き起こした責任を感じている。

<コメント>
2018年の舞台『レインマン』でご一緒したプロデューサーから、大好きな演出家だと聞かされて観劇した舞台が事の始まりでした。
村上春樹さんの原作を舞台化したその作品は、歌やダンスを積極的に取り入れた演出でファンタジーに溢れていました。その演出家のインバル・ピントさんの新作に参加が決まり、今からワクワク&ドキドキです。
そして今回、宮崎 駿さんの『未来少年コナン』を舞台化するという。
名作なのは勿論、今の時代だからこそ胸に突き刺さる「新たな物語」として、皆さんにお届け出来たらと思っています。

☆『未来少年コナン』公式HP

アニメージュプラス編集部

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