舞台『千と千尋の神隠し』橋本環奈・上白石萌音が御園座公演開幕に感無量

いよいよ名古屋・御園座で初日を迎えた舞台『千と千尋の神隠し』。８月13日（日）17：00公演（主演：橋本環奈）、14日（月）17：00 公演（主演：上白石萌音）のカーテンコールの模様と、本公演の新たな舞台写真が到着した。

2022年、宮﨑駿による不朽の名作『千と千尋の神隠し』を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化。
主人公・千尋役をその人気と実力で数々の映画やドラマに出演し、本作で初舞台を飾った橋本環奈と、ドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げる上白石萌音のWキャストが演じた昨年の公演時には、日本の５大都市劇場（東京・帝国劇場／大阪・梅田芸術劇場メインホール／福岡・博多座／北海道・札幌文化芸術劇場hitaru／名古屋・御園座）でロングラン公演を達成した。

また、公演中の5月には、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げた。
2024年には３月の帝劇凱旋公演、そして４月から７月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのLondon Coliseumでの初の海外公演が決定、４月からは同時に国内でのツアーも展開されるなど、大きな話題を振りまいている。

2022年６・７月の御園座初演は公演関係者の体調不良により一部公演が中止となり、一部キャストを変更して７月３日に公演を再開、同時に大千穐楽を迎えたという経緯があったため、クリエイティブ＆キャストの気合もより一層高まっている様子。
さらに今回の再演は新たなキャストに加え、これまでリモートで参加していた海外のクリエイティブスタッフの合流もかなったため、まさに舞台『千と千尋』の最新バージョンと言える内容が披露されることとなった。

橋本・上白石はそんな状況で作られている舞台に対し、初日のカーテンコールでそれぞれ自身の思いをこう語った。

「本当に前回を忘れるくらい、新しいことを詰め込まなくてはいけないというすごく大変なお稽古だったのですけど、一日一日新しいことが生まれていく瞬間に立ち会えて千尋として真ん中に立つことができて、毎日毎日有難く思っております」（橋本）
▲千尋役／橋本環奈

「本当に新作をやっているような気持ちで 昨日はあまり眠れませんでした。こんなにぎゅっととしたお稽古期間で、（クリエイティブやキャストが）こんなに深く信頼しあえる家族になれるんだなと思ってそれが嬉しいですし、その一員でいられることの喜びをかみしめております」（上白石）
▲千尋役・上白石萌音（左）とハク役・三浦宏規

御園座公演のチケットは既にソールドアウトしているが、8月20日（日）12時～（橋本）、8月26日（土）17時～（上白石）の2公演のライブ配信が決定している。
常に進化し続けている舞台『千と千尋』の新しい興奮と感動はさらにどんな形に膨らんでいくのか、期待が高まる。

＞＞＞御園座再演での名場面＆橋本・上白石両公演の初日カーテンコールの様子を見る（写真27点）