• 劇場版『はめふら』内田真礼・小野賢章も胸キュンした「カタリナの天然魅了スキル」
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2023.12.20

劇場版『はめふら』内田真礼・小野賢章も胸キュンした「カタリナの天然魅了スキル」

(左から)内田真礼さん、小野賢章さん

劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』が現在公開中! シリーズ初の劇場版は、原作・山口悟書き下ろしによる完全新作ストーリー。アーキルをはじめとする魅力的な新キャラクターも登場し、勘違い(?)人たらしラブコメディは、さらにパワーアップ!

今回、そんな劇場版『はめふら』の世界に挑んだ、主人公カタリナ・クラエス役/内田真礼さん、アーキル役/小野賢章さんに、アフレコ裏話や劇場版の見どころを伺った。

※インタビューの中に、劇場版『はめふら』のネタバレを含む箇所がございます。ご注意ください。

【小野さんが語る「パワフル」なカタリナの魅力】

――ファン待望の劇場版『はめふら』がついに公開されました。

内田 めちゃめちゃ嬉しいですね! TVシリーズ第2期の放送から2年くらい経っているので、久しぶりにカタリナが動いているのを見て、私も「わあ!」と感極まりました。

――小野さんは「はめふら」をご存知でしたか。

小野 「はめふら」という略称は知っていました。「悪役令嬢」で「破滅フラグ」だから、ドロドロしたお話なのかなと勝手に想像していたのですが、全くそんなことなくて。とても爽快感があって、観た後はハッピーな気持ちになれる作品だと思いました。

――小野さんから見た内田さん演じるカタリナの魅力は?

小野 自分が何とかしなきゃという責任感があって、多少無理やりでもどんどん進んでいって解決していくパワフルさが彼女の魅力です。しかも、カタリナはそれに対しての見返りを求めないので、みんな彼女が困った時に助けてあげたいと思うんでしょうね。

――では、内田さんから見た小野さん演じるアーキルの魅力は?

内田 アーキルはあまり自分のことを話さないのですが、どんな人なのか深掘りしたくなりますよね。今まで登場したキャラクターの中でも一番構ってあげたくなる雰囲気があって、しかも実はすごく繊細な感情を持っているという、母性本能をくすぐられる一面も彼の魅力だと思います。

――演じられた役とご自身の共通点はありますか?

内田 自分ができること、できないことを分けて考えるところが似ているなと思います。私もできないことは諦めて、長所を伸ばすタイプなんです(笑)。もしかしたら、カタリナから影響を受けているのかもしれません。

小野 僕はやっぱり動物に好かれるところですかね(笑)。仲間や家族を大事にするところや、初対面の人とは距離感をうかがいながら接するところも、すごく共感できます。

【アフレコ現場は、遠足のよう!?】

――アフレコ現場はどんな雰囲気でしたか。

小野 収録は全員ではないのですが、結構な人数が揃った状態ですることができました。全然初現場という感じもせず、賑やかに楽しく収録できましたね。

内田 現場の全員で話す空気があるというか。いい現場の特徴ですよね。

小野 遠足しているみたいでした。みんなでコーヒーを買いに行ったりね。

――小野さんから見た「はめふら」ファミリーの印象を教えてください。

小野 作中のキャラクターたちの関係性と同じだと感じました。真礼ちゃんが先頭でガーっと突き進んでいくのを、みんなが後ろで支えているような雰囲気で。

内田 アフレコの時は「ずっとしゃべっているね」「頑張っているね」って、みんなから褒めてもらっていました(笑)。

――では、内田さんから見て、今回から参加する共演者の方がいらっしゃることで、収録の雰囲気がいつもと違うなと感じることはありましたか?

内田 ありましたね。やっぱり第1期、第2期のよく知ったキャラクターたちとは別の声が聞こえてくると、「おっ」と目が覚める感覚がありました。とても新鮮で、収録がすごく楽しかったです。

――アフレコで印象的だった出来事はありますか?

小野 アーキルの台詞で「ラーニャム」という重要な台詞があるのですが、本番で「ニャーラム」って言っちゃって(笑)。ラストの一番大事なシーンなのに、間違えちゃったんです。「何か猫になっちゃったね」って(笑)。

内田 そうそう(笑)。このシーンの収録前に、みんなで「これってどういう発音なんだろう?」って話していたんですよ。それで考えすぎて間違えちゃったのかなと(笑)。みんな和んでいました(笑)。

寺林 沙樹

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