• 『宇宙戦艦ヤマト』4Kリマスター 伊武雅刀のナレーションと氷川竜介の解説!
  • 『宇宙戦艦ヤマト』4Kリマスター 伊武雅刀のナレーションと氷川竜介の解説!
2023.08.25

『宇宙戦艦ヤマト』4Kリマスター 伊武雅刀のナレーションと氷川竜介の解説!

伊武雅刀 (C)東北新社/著作総監修 西﨑彰司



▲『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』 & 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 4Kリマスター 2ヶ月連続公開 予告 [4K UHD]

『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』4Kリマスター
2023年12月8日(金)から全国36館にて3週間限定公開

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』4Kリマスター
2024年1月5日(金)から全国36館にて3週間限定公開

<イントロダクション>文:氷川竜介(アニメ研究家)
「アニメブームの偉大な原点が、4Kリマスターの明瞭な映像と鮮明な音源で劇場に帰還する!」
1977年8月『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』の公開時、映画館を取りまく若者たちの行列はマスコミに「アニメブーム到来」と大きく報道された。その熱気はファン層を大きく広げ、アニメ専門雑誌創刊の呼び水にもなった。
さらに1978年8月公開の続編『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』は、アニメ映画初の観客動員数400万人を記録、同年の邦画第2位に入ってアニメの社会的認知を高めた。
このブームはクリエイターになる若者を多く生んだ。そして日本アニメは子供向けオンリーから離脱し、多彩な作品群が生み出されるようになったのだ。まさに歴史的快挙である。
それでは、この前代未聞の爆発的ムーブメントは、なぜ起きたのだろうか? それは絶望的な状況でも信念を貫き、他者のために行動を貫く情熱の人間ドラマが、ティーン層の胸を激しく打ったからだ。緻密なメカデザインや深みのある 色彩、ビーム、爆発、ワープといった特殊表現など、かつてない画期的なアニメ映像が、大スクリーンならではの見ごたえを提供したことも大きな要因だ。
今回の4Kリマスターにより、素材の奥に宿っていた情熱がグッと鮮明になった。まるで魂の叫びが前面に迫ってくるようだ。現代のデジタルアニメとは異次元の迫力による「原点の感動」を、ぜひ劇場で体感してほしい!

<リマスターコンセプト>
《原初の形》にすべてを戻す。余計な加工はしない。当時作られた画と音をただひたすら磨き上げる。
それが「オリジナル版・宇宙戦艦ヤマト」を現代に蘇らせる、「4KKリマスター」のグランドルールとなっている。
<音声>
音声は初公開時のモノラル音声を採用。
新たに発見された「磁気録音のマスター素材」を使用し、更なるダイナミックレンジと音質を獲得している。
<映像>
歴史の中で切り刻まれ散逸していたオリジナルネガを発掘し復元。4Kサイズでデータ収録し、ネガの破損や細かな傷を徹底的に消去。35ミリフィルムで撮影された「オリジナル版・ヤマト」の瑞々しい色彩が改めて浮き彫りになる。
リマスター作業には日本最高峰の技術を誇るIMAGICAエンタテインメントメディアサービスの精鋭スタッフが当たった。
当時を知る方も、まったくご存知ない方も、「原初の姿に生まれ変わった歴史的名作」を
ぜひ劇場の大スクリーンでご堪能いただきたい。

(C)東北新社/著作総監修 西﨑彰司

アニメージュプラス編集部

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