アナウンスの収録を終えた鉄郎役の野沢雅子、メーテル役の池田昌子からの、本公演に向けてのメッセージも到着した。
【星野鉄郎役:野沢雅子からのメッセージ】今回、「銀河鉄道999 シネマ・コンサート」の会場アナウンスで、久しぶりに鉄郎の声を収録しました。一度、鉄郎を演じると、一気にあの時代に戻ります。不思議と、アフレコで座っていた椅子の位置まで頭の中に浮かびました。松本零士先生とは、全国のいろいろな場所でご一緒し、地球や宇宙のお話もたくさんしました。先生のイメージでは、上から見た地球は、青や緑や赤などとてもカラフル。そんな想像をしながらお話を描いていたそうです。『銀河鉄道999』はとても夢のあるお話です。鉄郎と一緒にずっと空の旅をしてみてください。地球上と違った景色となっていますので素敵ですよ。▲野沢雅子【メーテル役:池田昌子からのメッセージ】「銀河鉄道999 シネマ・コンサート」の会場アナウンスで、久しぶりにメーテルの声を収録させていただきました。メーテルは、私にとって切り離せない存在で、自分と重ねてしまう事もありまして、役との切り替えが難しかったのを思い出しました。松本零士先生は、この作品にとても愛情を込めていらっしゃいました。スタジオにも、毎回お越しいただきました。最初はとても緊張したのですが、回を重ねるにつれ、私も慣れてきまして、先生のお顔を見ると安心いたしました。いつも、とても和やかで、かといって程よい緊張感もある、雰囲気の良い現場だったのを憶えております。私も、前回のシネマ・コンサートを鑑賞させて頂きました。とても楽しく幸せな時間で、自分が出演している事も忘れてしまう程、作品に没入いたしました。皆様も、銀河鉄道999の世界に思いっきり浸れると思いますよ。▲池田昌子(C)松本零士/零時社・東映アニメーション