柿原徹也さんが9枚目となるミニアルバム『笑っていて…』を本日、7月19日にリリース!この夏予定されている全国ツアーに合わせて、久々に夏気分満載の楽曲を多数収録。声出し解禁で大盛り上がりを予感させるライブを前に、柿原さんにミニアルバムの制作秘話やそれぞれの曲に込めた思いなどを語っていただきました。
──今回のミニアルバムの制作が決まった経緯からお聞かせください。
柿原 前回のミ二アルバム『DON’T LET MI KNOW』は、昨年の僕の誕生日(12月24日)にリリースでしたし、ここ最近に制作した楽曲は“秋”や“冬”を意識したものが多かったので、「最近、自分の楽曲で夏を感じていないな」という思いがあったんです。
さらに、レーベルから今年7月スタートのツアーとそれに合わせたミニアルバム制作のご提案をいただいたので、夏をテーマにCDを作ろうということになりました。
──アルバムタイトルはどのように決めていったのでしょうか?
柿原 収録されている全6曲のレコーディングが終わった時、「このミニアルバムを聴いてくれた人が笑っていてくれたらいいな」と思ったのは勿論、ライブツアーはRADIOをテーマにしたいと考えていたこともあり、元々ラジオでデビューした僕が、20年間パーソナリティーをさせていただく中で、リスナーの方に常に「笑っていてほしいな」と思っていたことなどがリンクし、リード曲「コト・モノ・トキ」の歌詞にもあるこのフレーズが、今回のアルバムにぴったりだなと思ったんです。
もともと今回は、収録曲の共通点を探してアルバムタイトルにするということはしなくてもいいかなと考えていたので、『笑っていて…』というタイトルに決めさせてもらいました。
──では、夏を意識したという収録曲についてお聞かせください。1曲目の『コト・モノ・トキ』はスケール感の大きな楽曲ですね。
柿原 今回のツアーでは声出しが解禁になりそうなので、ライブで思いっきり皆さんにメッセージをぶつけられるような曲を作ろう、と。ロックテイストで壮大な世界観を感じさせてくれる楽曲です。最初にデモを聴いた時から、「これは自分の曲になるな」ということを強く感じた曲でもありました。聴く人によっていろんな捉え方ができる曲でもあるんですよね。曲を作ってくれた佐伯youthKがこめた想いを、僕なりに受け止めさせてもらって、自分なりのニュアンスと感情で気持ちよく歌わせてもらいました。
──2曲目の『sunset in tiny land』は、夏曲ではありますがもの悲しさも感じさせるサウンドになっています。
柿原 もともと「アッパーなのとスローなのと、2パターンのサマーチューンがほしい」という話をスタッフさんとしていて、この曲は夏の終わりを感じさせるスローなイメージですね。
個人的には、野外とかで歌ってみたくなる曲だなと。作ってくれたまこっちゃん(宮崎誠さん)には「いい曲ありがとう」ってLINEしたところ、「すごくいい感じに歌ってくれてありがとう」って返信があってお互いに喜び合いました。
(C)Kiramune Project