• 『AYAKA』鳥海浩輔が梅原裕一郎演じるキャラのカッコよさに「ズルい!」
  • 『AYAKA』鳥海浩輔が梅原裕一郎演じるキャラのカッコよさに「ズルい!」
2023.07.14

『AYAKA』鳥海浩輔が梅原裕一郎演じるキャラのカッコよさに「ズルい!」

鞍馬春秋役を務める鳥海浩輔さん 撮影/大山雅夫

GoRA×キングレコードがタッグを組む、完全新作オリジナルアニメーション『AYAKA ‐あやか‐』が、2023年7月1日(土)より放送中。七つの島が連なる綾ヵ島を舞台に、相棒×師弟×好敵手×兄弟という関係性と、それぞれに宿命を背負った男たちの切なくも美しい絆の物語が描かれる。

卓越した「脈接ぎ」の腕を持ちながら同門の伊吹朱に冷たい怒りを燃やす、火泉神社の神主・鞍馬春秋役を務める鳥海浩輔さんに、作品やキャラクターの魅力を語っていただきました。

【鞍馬のキャラクターの幅を感じてもらいたい】

――まず、台本を読まれての作品の印象についてお教えください。

鳥海 僕はこの作品から、どこか懐かしい印象を受けました。田舎の島が舞台だから、という部分もあるのですが、キャラクターそれぞれが辛い過去を乗り越えていったり、共にぶつかり合って成長したりといった、ある種王道のストーリー展開となっているんです。そこに、自分が子どもの頃から慣れ親しんできた物語の空気感が感じられましたね。

――演じられた鞍馬春秋というキャラクターを、どんな人物だと捉えましたか。

鳥海 最初パッと見は「怪しい人なのかな?」と思ったのですが(笑)、そんなこともなく、とても優しい人でした。彼はメインキャラクターの中では一番年上だということもあり、包容力があって責任感もある。でもちょっと天然で、可愛らしさも感じさせるような人物だと思いました。

――鞍馬を演じる際に大事にしていたことはなんでしょうか。

鳥海 基本的に彼の持つ優しさや包容力がストレートに出るように意識して演じましたが、一方で朱とやり取りする際には感情的な様子を強めに出していくことを意識しています。
しっかり普段の様子との差を出すことで、キャラクターの幅を感じてもらえたらいいなと思いました。

――鞍馬と鳥海さんの間に、何か共通点を感じる部分はありますか。

鳥海 自分で言うのもなんですが、僕はとても繊細で気配りの人で、大人らしい包容力もあって……そういう部分は鞍馬さんと似ていると思います(笑)。

――ちゃんと「(笑)」をつけて書かせていただきますね(笑)。

鳥海 ぜひお願いします(笑)。

【鳥海さんが苦労した「長~い長~い呪文」】

――本作で特に注目してもらいたいポイントはどこでしょうか。

鳥海 呪文を唱えて「ドン!」というシーンが個人的にすごく好きで、そこは見どころのひとつだと思います。ただ、観ている分には楽しいのですが、自分が唱えるとなると大変で……。

――苦労されたシーンだったんですね。

鳥海 文言が難しく、読み方の正解が分からないんです。一応全部調べてから収録に臨みましたが、そもそも検索しても読み方が出てこない漢字もあったので、そこは現場で直接お聞きしながら進めました。長~い長~い呪文も出てくるので、ぜひお楽しみに。

寺林 沙樹

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事