• NOILION×MIYAVIが語る新曲「RAYS」と『ULTRAMAN』の運命的な出会い
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2023.06.23

NOILION×MIYAVIが語る新曲「RAYS」と『ULTRAMAN』の運命的な出会い

(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会3


■ジャケットビジュアルの光に込められた意味

――曲はイントロからしばらくダークな雰囲気で進行しますが、サビで一転、すごく温かい光が差し込んでくるような爽快感を覚えました。

MIYAVI 闇があるからこそ光がより輝くっていう。コントラストが効いていますよね。アニメの制作サイドからも「とにかくサビで開放感が出る感じがいい」という要望があったと思います。

LIO こちらの思いをちゃんと受け取っていただけて、すごく嬉しいです! 「サビで感じた光」という部分は、楽曲に込めたメッセージともすごく繋がったものなんです。
人生において壁や逆境にぶち当たった時、独り苦しむこともあると思います。でも周りをよく見渡せば、背中を押してくれたり思いを共有できる人たちが必ずいるんです。そういう人たちと思いを重ねて一緒に壁を壊して行く、それによって自分自身も更なる高みを目指して行ける――「RAYS」には、そういったメッセージを込めているんです。

RAYSは「光線」という意味で、いろんな仲間との熱い思いや運命が光線のように交差したり重なって、一本の大きな光の柱になっているイメージからつけました。
ちなみにジャケットビジュアルは、シルエットになったULTRAMANが肩越しにこちらを向いていて、カラータイマーの部分から6本の光が出ているのですが、それは次世代のULTRAMAN6人の存在を表現しています。

――FINALシーズンのクライマックスでULTRAMANの6人が一斉に走り出すシーンがあるんですが、まさにそういう気分にコネクトする楽曲だと思います。

MIYAVI あの場面は、それこそ『アべンジャーズ』状態だよね(笑)

――YouTubeで公開されているMVのコメント欄は、海外からの書き込みもすごく多いですね。まさに世界中が注目する1曲となっている印象です。

MIYAVI それはすごく嬉しいですね、そういった広がりや可能性を持っていることが『ULTRAMAN』という日本のヒーロー作品の存在意義だと思うので。昭和世代のウルトラマンファンからこのインタビューを読んで興味を持った若い世代のみんなまでどんどん観てもらって、この輪がもっともっと広がっていってほしいですね。あの『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』や『APPLE SEED』を作った神山健治監督・荒牧伸志監督の作品ですから、CGのクオリティも世界トップレベルです!

――では最後に『ULTRAMAN』を楽しんでいるファンにメッセージをお願いします。

LIO 今回の楽曲はNOILIONが全力で、気合い120%で挑んだ楽曲です。世界的なプロデューサー・Teddy Loidさんによる最新のビートと、MIYAVIさんのカッコいいギターとラップを得て、最高の楽曲となりました。これを聴いてもらうことで、少しでもリスナーの皆さんの背中を押すことができたら嬉しいです。

MIYAVI 繰り返しになりますけれど、初代ウルトラマンの世代には懐かしさと新しい発見があって、ウルトラマンを知らない世代にとっては日本のヒーローの再発見になり、どちらも楽しめる内容になっていると思います。聞いたところによるとFINALシーズンは当初作る予定ではなくて、シーズン2の反響の大きさから制作が実現したそう。そういう意味でも今回のシーズンは何かに導かれるように作られたような、重要な使命を帯びた作品になっているんじゃないかなと。
そこに今回の「RAYS」という楽曲がアサインされたということは、すごく運命的だったんじゃないでしょうか。

日本が生んだヒーローがこんなにも世界中で注目されていることは嬉しいですが、もっともっと愛されるべき存在だし、もっともっと『ULTRAMAN』が世界で活躍できるようにみんなで盛り上げていきましょう。

アニメ『ULTRAMAN』FINALシーズン OP主題歌
「RAYS」
NOILION×MIYAVI

Lantis
>>>「RAYS」配信先URL

>>>LIOさん&MIYAVIさん撮りおろしPHOTO、FINALシーズンの名場面を見る(写真17点)

(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会3

アニメージュプラス編集部

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