• いざ、BLの世界へ!『はじめてのBL展』企画担当者が語る「5つの見どころ」
  • いざ、BLの世界へ!『はじめてのBL展』企画担当者が語る「5つの見どころ」
2023.06.07

いざ、BLの世界へ!『はじめてのBL展』企画担当者が語る「5つの見どころ」

『はじめてのBL展』会場入り口


【著名な作家さんが手掛けたBL作品】

1990年代前半からBLマンガ雑誌、BL小説誌の創刊が相次ぎ、BL文化がますます注目を集めるようになりました。この時代には、BLとBLではない作品の両方で活躍する作家も増えています。

第3章の「花ひらくBL文化」では、著名な作家さんたちのBL作品、そしてBLではない作品の両方が展示されています。『失恋ショコラティエ』の水城せとな氏、『3月のライオン』の羽海野チカ氏などの作品がピックアップされています。

また、その中のひとり、あさぎり夕氏の原画が計4点展示されています。しっかり目に焼き付けましょう!

【文字でも味わうBLの魅力】

「花ひらくBL文化」の展示スペースの壁には、江戸川乱歩による小説『孤島の鬼』から印象的な場面が抜粋され、文章で展示されています。

企画担当者は「絵だけでなく、文字でも楽しんでほしいと思い、このような展示を行いました。私自身、小説による文章表現も大好きで、訪れた方にも同じように楽しんでもらいたいと思い、企画しました」と明かしました。

また、展覧会会場の天井から吊るされているBL短歌については、「何か文字が吊るされていたら、気になられる方も多くいらっしゃるはず」という意図があるとのこと。絵だけでなく、文字の展示も要チェックです!

>>>見ているだけでテンションが上がる! 『はじめてのBL展』貴重な展示など(写真34点)

いかがでしたか? 老若男女問わず、多くの方が訪れているという本展。さらには、海外の方も訪れているということから、BLというジャンルの注目度の高さが窺えます。

また、企画担当者が本展を開催するうえで苦労したというのが、常設展エリアであるがゆえに全年齢対象の展示にしなければならないという点。本会場の近くに設置されているサテライト会場では、よりディープなBLの世界を楽しむことができるので、気になる方はぜひ覗いてみてくださいね。

勢いの止まらない「BL」をよりよく知ることのできるこの機会をお見逃しなく!

アニメージュプラス 編集部

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