• 『ガチ恋粘着獣』香音と石井杏奈が繰り広げた「女同士の壮絶バトル」
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2023.04.08

『ガチ恋粘着獣』香音と石井杏奈が繰り広げた「女同士の壮絶バトル」

(左から)香音さん、石井杏奈さん 撮影/大山雅夫

ドラマ『ガチ恋粘着獣』が4月9日よりABCテレビ、4月8日よりテレビ朝日で放送開始!

本作は、3人組の人気動画配信グループ『コズミック』のメンバーに “ガチ恋” した女性ファンを描いた作品。
『コズミック』のスバルと本気で付き合いたいと願う女子大生・輝夜雛姫と、雛姫のような “ガチ恋” 勢を軽蔑し、『コズミック』のコスモの “本当のファン” でいることを誓う花織琴乃。2人はひょんなことから自分の推しと接点ができる。そして、純粋で真っ直ぐな「恋心」はいつしか「ガチ恋」に変わり、「好意」は「憎悪」に変化する……? 推しへの暴走する恋心を描いた衝撃のラブストーリー!

今回は本作でW主演を務める、輝夜雛姫役の香音さん、花織琴乃役の石井杏奈さんのお二人にインタビューを実施。役作りの方法や『コズミック』メンバーの印象など、たっぷりと語っていただきました!

【「0か100か」の状態で戦っていた撮影期間】

――演じられた役について教えてください。

香音 私が演じた雛姫は、動画配信者のスバル(井上想良)が好きな女の子なのですが、画面の中の人だったスバルが自分の目の前に現れたことで、純粋な恋する気持ちが愛や執着に変わっていきます。

でも、彼のことを知っていくうちに彼の動画では見えなかった部分がどんどん見えてきて、自分の思い描いていたスバルくんじゃないことに気付くんです。純粋でまっすぐな雛姫だからこそ、彼に裏切られたという思いが強くて、そこから豹変していくのですが……。

雛姫は思っていることを言動や行動に全部出すタイプの子で、豹変してからはどんどん狂気的な部分も見えてくるので、是非注目してもらいたいですね。

石井 私が演じた琴乃は、恋心を内に秘めるタイプで、古風な恋愛の仕方をする女の子です。自分自身のことよりも好きな人のことを考えて行動する子なので、心で思ったことを1回我慢して飲み込むということを常にしていて。だからこそ、私は演じるにあたって琴乃のことを一番に考えて演じたいなと思いました。

――では、実際に雛姫と琴乃を演じてみて、いかがでしたか?

香音 穏やかなシーンも激しいシーンも、1日のスケジュールの中で撮っていくことが多かったので、撮影期間は毎日、感情が「0か100か」の状態で戦っていたように思います。スバルくんのことを想いすぎて心から泣いていたし、怒るときは自分でも覚えていないくらいの熱量で怒っていました。そういった役を初めて演じたので、とても楽しかったです。

また、雛姫を演じていくなかで「ファンの推しへの気持ちは、こんなにも尊いものなんだ」と改めて感じることができました。

石井 琴乃もあるラインを超えてしまうと、怒鳴ったり泣き叫んだりするのですが、琴乃の場合はいつも抑え込んでいる分、感情を一気にバーッと出すんですよね。耳が聞こえなくなるくらい叫ぶので、直後はとても頭が痛くなったりしました。

でも、そういう姿は友人である奈緒ちゃん(小島藤子)にしか見せないですし、コスモくん(山下幸輝)に対しては、コスモくんのためを思って伝えることしかしないので、どのシーンでも琴乃は自分を優先しないんです。それがとても切なくて。琴乃のそういう思いが伝わってほしいなと思いながらお芝居しました。

寺林 沙樹

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