• 留学中の和田彩花が、フランスでの生活と未来を語る! 日本でのライブ予定は…!?
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2023.03.04

留学中の和田彩花が、フランスでの生活と未来を語る! 日本でのライブ予定は…!?

和田彩花

元ハロー!プロジェクトのリーダーにして、元アンジュルムリーダー、卒業後はひとりで活動を始め、現在はフランスに留学中の和田彩花に、いろいろなことを自由に語ってもらうインタビューを、オンラインにて決行いたしました。フランスでの生活のこと、大学のこと、そして音楽活動のこと、今後のこと…流れのままに話してもらいました。

雑誌『ハイパーホビー』ではスマイレージ時代に何度かインタビューさせてもらっていました。そこからもう10年以上たち、しっかりと自分の考えを持った大人の女性になった彼女ですが、その性格や雰囲気、芯にあるもの、そしていたずらッ子っぽい笑顔はまったく変わっていないなと感じさせてくれる取材でした。
写真は、2022年年末に一時帰国した期間、忙しい合間を縫って撮影させていただきました!
いまのあやちょが、いったいなにを考え、どのような活動をしようと思っているのか…必見のインタビューです。

>>>昨年末に撮影したあやちょの撮り下ろし写真をすべて見る(写真6点)

◆あやちょがフランスに留学して感じたこと…◆

ーー2022年の年末に一時帰国されていましたが、ひさしぶりの日本に、なにか感じたことはありますか?

和田彩花(以下、和田) ひさしぶりの日本は…楽しかったです! 一度日本から外に出てみると、いままで自分が感じていたことに対する考えかたが変わったりとか、いわゆるカルチャーショックを受けて視野が広がった…という話をよく聞くじゃないですか。わたしはフランスに来てから、そういう感覚を感じていなかったんですよ。「どうしよう、わたしは1年フランスで過ごしたのに、なにも変わっていない…」と焦っていたんです。ですが日本に帰って、いろいろな振る舞いをしているうちに「ああ、日本にいた頃の自分と、いまの自分はすごく変わったな」と感じて、一度帰ってみないとわからないんだ…と納得できたんですよ。

ーーどういう部分が変わっていたんですか?

和田 一番大きいのは、周りを気にしなくなったところです。もちろん気にする部分はあるんですけれど、そんなことはどうでもいいと思えるようになったのが大きいですね。自分が周りを気にしているというのは、自分は周りに気にされていると考えているからだとわかりました。日本に帰ってきて、周りからの視線はすごく感じました。それはわたし、和田彩花を知っている人の視線ではなくて、まったく知らない人からの視線です。フランスでの生活で日本と一番違うと思ったことは、多くの人が、周りの人をまったく気にしないというところなんです。そういう人たちの中で暮らしていると、自分も周りを気にしなくていいんだと思えるようになりました。

ーーなるほど、そういう国民性の違いというのはあるんですね。

和田 それに自分は幼い頃からアイドルの世界にいて「常に誰に見られているか分からない、という気持ちで生活しなさい」と教えられてきたんですね。だから、家から出た瞬間から誰かに見られているんだという感覚があったんで、余計に周りを気にしていたんですよね。いまは気にしていないので、すごくいいですよ。

ーー写真撮影させてもらった時に、以前よりも化粧も薄くて、とても素敵だな、すばらしいと感じました。

和田 ありがとうございます。それは、アイドルさんをたくさん見ているから、そう感じたんじゃないんですか(笑)?

ーーいや、アイドルじゃなくても、ちゃんとメイクしている女性がほとんどですよ。

和田 フランスでは、日焼けを楽しむ文化なのも驚きました。わたしはもう、定期的なメンテナンスで美容院とか行ってないです(笑)。

ーーいまでこそ自分も周りの目は気にしないようになりましたが、20代で周りの目を気にしなくなったというのは凄いです。自分は30代前半までは、周りの目を気にしてちゃんと美容院行ってましたよ…。

和田 自分が現在のようにしているのは、日本の “美の基準” の幅が非常に狭すぎるというのを感じているからなんです。TVなどに出ている芸能人の女性の多くが同じようなメイクをして、服装をして、同じ振る舞いをして、それがかなり “性別” に結びつけられている。なんとなく周囲を悪い気分にさせない、というものが多いと思います。わたしは “美の基準” ってそういうものではないんじゃないかって、それぞれの “美の基準” があっていいんじゃないかって思っています。

ーーそれに日本ではみんな、流行っている同じメイクをしたり、服装をしたりしますよね。それが日本人の国民性なのか…とも思いますけど。

和田 先日語学学校の授業で学んで興味深かったのが、フランス語だと “minétisme” 、日本語に訳すと “模倣主義” とでもいうような概念です。インスタグラマーとか有名人のマネをして、同じ格好をして同じことをして…というのも “模倣主義” のひとつと言うことができるらしいです。流行に乗り遅れちゃいけないみたいなのは、日本でも普通にありますけど、それにちゃんと言葉があるんだというのを初めて知って驚きましたね。日本では、日常生活における “模倣主義” といえそうな出来事について、議論する機会はほとんどなかったです。

ーー日本には “模倣主義” というものに踊らされている人がたくさんいますよね。マスコミも、そうしなくちゃいけない、という風に常に煽っていますし。

和田 わたしは改めて、そんな流行に乗らなくていいんだよということを伝えていかなくちゃいけないなと思いました。

アニメージュプラス編集部

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