• 日米炭治郎共演!ワールドツアー『鬼滅の刃』ロサンゼルス舞台挨拶
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2023.02.20

日米炭治郎共演!ワールドツアー『鬼滅の刃』ロサンゼルス舞台挨拶

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable



『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』ロサンゼルス舞台挨拶
日程:日本時間2023年2月19日(日)/現地時間2月18日(土)
場所:The Orpheum Theatre
登壇ゲスト:花江夏樹、Zach Aguilar、Aimer、高橋祐馬

日本、そしてアメリカで炭治郎を演じる花江と、Zach、“日米の炭治郎” が初めて顔を合わせた印象を聞かれると「とても良い方だと思いました。話している時にすごい子犬のようなキラキラした目で僕のことを見つめてくるんです(笑)。これから仲良くなって一緒にゲームとかしたいと思っています」(花江)「ずっと花江さんの声を追いかけて演じてきたので、(お会いできたことが)本当に信じられません。(花江さんは)信じられないほど才能があり、とても親切で思慮深く、炭治郎のように本当に素晴らしいお手本となるような人です。彼と会って話ができたことは本当に素晴らしいことで、これからもっともっと彼を知ることができるのが楽しみです」(Zach)と、国を超えて同じキャラクターを演じることへの喜びを語り、互いの声優としての魅力についてもコメント。

また昨年7月のAnime Expo以来2回目のロサンゼルスへと足を運んだという花江は「マリブビーチに行って、ロブスターサンドを食べながら海を見て、“うまい!うまい!”と言ってました」と炎柱・煉獄杏寿郎のセリフも交え、華やかなロサンゼルスという街の魅力に触れた。満を持して対面することができた花江と一緒にやりたいことについてZachは「2人でディズニーランドもいってみたいですね! あとIn-N-Out(アメリカのバーガーショップ)にも……明日にでも(笑)。秘密のメニューを紹介します!」と一緒に行きたい場所をプッシュすると、花江は「絶対行きます!(笑)ぜひ行きましょう!」と快く答えた。

本イベント会場であるOrpheum Theaterは『鬼滅の刃』の舞台である大正時代に建てられた由緒ある建造物。「初めてこうして(Orpheum Theaterに)入って、とてもいい場所だなと思いました。『鬼滅の刃』とアメリカが時代を超えて繋がったような気がしました」と高橋は語り、このような場所でワールドツアー上映を行い、世界各地をこれからキャストたちがまわっていくことに対して「今回のワールドツアーはスタッフの想いから生まれました。アニメを作ることは決して簡単ではなく時にハードなものですが、ファンのみなさんの応援がスタッフの力になっています。そしてその応援に感謝をこめてこうして直接みなさんに“ありがとう”を伝えることがこのワールドツアーの1番の目的だと思います。こうして伝えられる場に出会えて、とてもうれしいなと思っています」(高橋)、「ファーストシーズン(竈門炭治郎 立志編)の時は日本の映画館で今より少ない館数で上映していたのが気づけばこうして世界に広がっていくのが本当に嬉しく思っています」(花江)と初となるワールドツアーが開催できたことへの感動もひとしおの様で、世界中のファンに会えた喜びを熱く語った。

本作では、炭治郎、音柱・宇髄天元たちと上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との激闘のクライマックスを描いた《遊郭編》の第十話、第十一話が劇場で初公開。戦闘シーンのアフレコについて花江は「炭治郎としてはあまり事前に作りこまずに何も考えない状態でスタジオに行って感じたままに彼の気持ちを表現できるように心がけました」と炭治郎と同じように自身も全身全霊をかけたアフレコの様子を振り返る。対してZachは初めて《遊郭編》の第十話、第十一話の映像をみて「花江さんの演技を聞くたびに、尊敬の念が湧いてきました。あの叫び声を聞くだけで私はただ、“素晴らしい”としか思えなかったのです。この人は鋼鉄の肺を持っているに違いないと(笑)。あの演技を真似しようと思っただけでも、間違いなく難しい。だから、彼には心から尊敬します」と、同じく炭治郎を演じてきたZachでさえも花江による壮絶な戦闘シーンにはとても感動したと熱く語った。
さらに、公開されてからますます注目されている本作では《遊郭編》の他、初公開となる《刀鍛冶の里編》第一話が公開される。上弦の鬼が無限城に集結する一方、炭治郎たちが刀鍛冶の里へ向かい物語が新たな局面を迎えるのも見どころの一つ。そんな久々のアフレコを経験した花江から、これから《刀鍛冶の里編》のアフレコに入るZachに対し「炭治郎から感じたことを本当に炭治郎として発してくれれば僕をあんまり気にせずに、自分の炭治郎を貫いていただければいいなと思っています」とエールを送ると、Zachは「がんばりまーーす!」と日本語で答え、会場を沸かせた。

作品を送り出してきたプロデューサーの高橋は長年ともに力を合わせ作品を作り上げてきた『鬼滅の刃』のスタッフに対して、「作品に対してすごく真摯な方ばかりです。彼らは常にその時自分たちにできるベストな映像を目指して、どんなときも炭治郎や宇髄たちのように諦めずに常に心を燃やしてその作品に取り組んでいます。本当にその姿はとても美しく、いつも彼らに対して尊敬の念を抱いています」と敬意をもって絶賛。本作の映像でも披露されたその技術力を世界中の人々に観てもらえることへの喜びを語った。

最後に「みなさん今日はありがとうございました。これから上映がはじまりますが楽しみですか?? 皆さんの期待値がここだとしたら(自身の背丈くらいの位置に手を挙げる)、実際はこのOrpheum Theatreの天井に届くくらい素晴らしいものになっていると思います!『鬼滅の刃』は鬼殺隊としてみんなで鬼と戦っていく、そんな作品です。みなさんも鬼殺隊の一員としてぜひ一緒に鬼と戦って作品盛り上げていってくれますか?」(花江)と問いかけると、会場を揺らすほどの大きな歓声があがった。続けて「この素晴らしいシリーズに参加できただけで、どんなに幸せなんだろうと思います。花江さんが言ったように、『鬼滅の刃』は期待を上回り続けています。このエピソードを皆さんと一緒に見れることに、とても興奮していますし、このプレミアに参加することで、『鬼滅の刃』の未来が見えてくるような気がします。素晴らしいですね、今日はありがとうございました!」(Zach)「今日はこうして来て頂き、また配信で観て頂いてありがとうございました。直接会えない間も僕たちは世界中のファンのみなさんの応援を感じていました。本当に今日この機会に恵まれて、直接感謝を伝えられたことはとても嬉しいですし、ぜひこれからも『鬼滅の刃』を楽しんで、このワールドツアーや『刀鍛冶の里編』も期待して頂けたら嬉しいなと思います!」(高橋)と締めくくると、割れんばかりの拍手が贈られた。これから世界中で上映される本作に胸を高鳴らせながらキャスト達の弾ける笑顔と共にトークセッションを終えた。

(※)「禰豆子」の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記。「煉獄」の「煉」は「火+東」が正しい表記。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

アニメージュプラス編集部

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