• 『銀河英雄伝説』レジェンド声優たちが振り返る熱き時代と名優・富山敬
  • 『銀河英雄伝説』レジェンド声優たちが振り返る熱き時代と名優・富山敬
2022.12.26

『銀河英雄伝説』レジェンド声優たちが振り返る熱き時代と名優・富山敬

(左から)スペシャルトークセッションに登壇したアッテンボロー役の井上和彦さん、ラインハルト役の堀川りょうさん、ポプラン役の古川登志夫さん (C)田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー (C)加藤直之


続いてのトークは、ヤン・ウェンリー役を演じた富山敬さんの話題へ。
堀川さんは「『夢戦士ウイングマン』でライバル役(キータクラー)を演じてくださいました。非常に寡黙な方で、いつも後ろの方に座って見守ってくれていた印象があります」と新人時代の思い出を語った。
「富山敬さんの話をするなら5時間ぐらいもらえますか?」と語る井上さんは、『キャンディ キャンディ』『グランプリの鷹』など数多くの作品で共演し、食事や地方イベントで一緒の時間を過ごしたなど、公私ともに親密だった関係を振り返る。
さらに、富山さんのサインのカッコ良さに憧れて、自分のサインを富山さん風に改良して本人に確認してもらい、今でもそれを書いているという。
「富山敬さんの追っかけだったんですよ」と語る古川さんは、着てるものから眼鏡まで同じようなものを買ってそれを身につけていたほどに大ファンであったそうだ。
「富山さんのようなリズミカルで軽妙なセリフを何とか喋れないかと努力をしていたせいで、軽妙なセリフの役ばっかりになってしまった」と苦笑しながら、偉大なる先輩への憧れと影響を明らかにした。

貴重な『銀英伝』グッズが当たる抽選会が終わると、楽しいトークセッションもついにフィナーレへ。
堀川さんは「これからもずっと、ジェネレーションを越えて『銀河英雄伝説』の感動を伝えていけたら素敵なことだなと思っています。これからも『銀英伝』を可愛がってやってください。よろしくお願いします」と想いを込めて挨拶。

井上さんも「自宅で独り観ていた作品を、こんなに大きなスクリーンでたくさんの方と一緒に観られるのはとても幸せなことなんだと思います。30数年前に作られたこの作品がいまだに皆さまに愛されているだけでなく、年とともに違う発見がたくさんあります。これからも末永く何度も観返して『銀河 “声優” 伝説』を愛してください」と作品への愛を語った。

そして最後に古川さんが「田中芳樹先生ご生誕70周年、そして原作刊行40周年本当におめでとうございます。4Kリマスターということで素晴らしいクオリティでまたもう一度観られるというのは、この作品に参加させていただいた一人として嬉しく思います。多様なコンテンツとして展開を続けていく作品だと思いますので、これからも応援していきたいですし、皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います」と締めくくり、『銀英伝』ファン感動のイベントは幕を閉じた。

>>>銀河 “声優” 伝説に酔う!豪華トークセッションの様子と『銀英伝』4Kリマスター場面カットを見る(写真18点)

(C)田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー (C)加藤直之

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事