• 宮野真守&花澤香菜が語る『銀英伝Die Neue These』4thシーズンの魅力
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2022.10.11

宮野真守&花澤香菜が語る『銀英伝Die Neue These』4thシーズンの魅力

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

現在全国劇場にて3カ月連続上映中の『銀河英雄伝説 Die Neue These』4thシーズン『策謀』。イゼルローン要塞vsガイエスブルク要塞という巨大要塞同士の空前絶後の戦いから、物語は謀略と陰謀に満ちたステージへと移り変わっていく。
4thシーズンの見どころはいかなるところにあるか、ラインハルト・フォン・ローエングラム役の宮野真守さんと、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ役の花澤香菜さんに語っていただいた。
▲(左から)宮野真守さん、花澤香菜さん。

──まずは3rdシーズンまでを振り返っての感想からお聞かせください。

宮野 (ヤン・ウェンリー役の)鈴村健一さんと収録で会う時にはいつも「今日も銀英伝、面白かったね」っていう言葉が必ず会話に出てくるんですね。それぐらいに圧倒的な面白さのある作品だと思います。
銀河を題材にしたスケール感あふれる世界観と、リアリティがあって面白い人間ドラマが今の映像技術で『銀河英雄伝説 Die Neue These』という形で表現されている、そのことに毎回感動していますね。

花澤 私も時代劇感覚で楽しんでいます(笑)。ただ帝国軍側のドラマはピリピリしすぎなんですよね、和やかな同盟軍がうらやましい(笑)

宮野 私のせいです。絶対的覇者なんで、すいません(笑)

花澤 でもそんなラインハルト様にかわいそうなことがいっぱい起きるので、ヒルダを演じながら「やめてあげて」って思っていました。もうちょっとラインハルト様に近づければっていう、もどかしい気持ちも感じています。

──銀河を手に入れようとさらなる高みを目指すラインハルトの強さについて、宮野さんはどう感じていますか?

宮野 外面から見た姿としてはどんどん厳しくなって、強い言葉で部下を従えるラインハルトですが、自分の半身であったキルヒアイスを失って、ずっと心にその大きな陰りを持ったまま突き進んでいるんですよね。
キルヒアイスとの誓いは呪いの様にのしかかっていて、「自分が生きるためにもうこれしかない」といった強い想いが彼を孤高の存在に仕立て上げてしまっている。実はそうした部分が「強さ」に見えているんじゃないかなって僕は思っています。

──ヒルダはそんなラインハルトの孤独を理解して彼に接している、そう花澤さんは思っていますか?

花澤 キルヒアイスを亡くしてラインハルトがこうなったっていうことを、ヒルダはちゃんと理解しているので、人間としてのラインハルトをしっかりと見た上で、彼を心配して思いやりをもって接している、と私は考えています。
多分彼女自身、帝国がどうなったら良くなるかを考えていて、「ラインハルトにこういう風になってほしくない」っていうビジョンが思い浮かんでいると思うんです。なので「自分はこう思う」ということをラインハルトに伝えることで、ちょっとでもいい方向にもっていこうと考えているんじゃないかなって。ラインハルトもそんなヒルダの言葉をすごく聞いてくれていますし。

宮野 今のラインハルトにとって、ヒルダとの会話がある意味一番のやすらぎになっているのかなって思います。

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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