• 宮野真守、多田俊介監督が登壇!『銀英伝』4thシーズン第三章上映会レポ
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2022.12.15

宮野真守、多田俊介監督が登壇!『銀英伝』4thシーズン第三章上映会レポ

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

2022年11月25日(金)より上映中の『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』第三章。本作の上映を記念し、12月11日(日)に新宿ピカデリーにて、ラインハルト役の宮野真守、多田俊介監督が登壇した第三章舞台挨拶付き上映会が行われた。今回はフォースシーズン「策謀」の第三章を演じてみての感想や、好きなシーンなどが語られたオフィシャルレポートを紹介する。

『銀河英雄伝説』は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説。田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いている。
1988年からはアニメシリーズが展開され、さらに多くのファンを獲得した。

2018年4月、Production I.Gが改めて新作アニメーションとして、ビジュアルが進化を遂げた『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(全12話)を制作。その2ndシーズンとなる「星乱」(13話〜24話)も2019年に映画館でイベント上映され、新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で描かれた本作は、銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となった。

シリーズ作品としては、2020年4月にOP、EDを新たに全24話をNHK Eテレにて放送。2022年3月~6月には、サードシーズン「激突」(25~36話)が映画館にてイベント上映され、フォースシーズン「策謀」は全三章を2022年9月から3カ月連続上映となる。

『銀河英雄伝説Die Neue These 策謀』第三章の上映開始から2週間が経った12月11日(日)。新宿ピカデリーで、ラインハルト・フォン・ローエングラム役の宮野真守と、多田俊介監督による舞台挨拶が2回、開催された。
ここでは、本編の上映後に実施され、ネタバレトークも満載で盛り上がった1回目の舞台挨拶の模様をレポートする。

※以下、ネタバレあり!

大きな拍手に迎えられて多田監督と宮野さんが登場。ファンへの挨拶を終えた後のトークパートは、MCの質問に答えていく形で行われた。
最初の質問は、フォースシーズン『策謀』の最後を飾る第三章を観ての感想。『銀河英雄伝説Die Neue These』は、2018年に放送されたファーストシーズン『邂逅』からの4年間で、48話まで制作されてきたことになる。

宮野 この第3章は、『銀英伝』の世界の中で歴史の変わる瞬間に沸き立つ人々の熱量をすごく感じるお話。この4年でその地盤をみんなが作ってきて、ついに歴史が変わる。その瞬間にすごくワクワクする思いはありました。この作品は本当にリアリティがあって、現実の問題も密接に絡んでくる内容に考えさせられることも多いんです。でも、そういうことを抜きにしても、エンターテインメントの映像作品として非常にワクワクするものを、この4年間で作りあげてこられたんだなと感慨深いものがありました。

多田 この第三章に関しては、きっちりとラインハルトで締める形にしたいなと思って、絵作りも行いました。最後の(兵士達に)「ジークカイザー」と呼ばれるところや、その後の歩いているシーンがそうです。あそこは、フェザーンの航路局にある(コンピュータールームの)立体航路図の中を歩いているのですが、歩かせるために部屋をやたらと巨大に設定しました(笑)。そういった形で、ラインハルトが一つ階段を上った場面として第三章を作り終えられたのは、僕も非常に満足しています。
場面写真:48話 立体航路図の中を歩くラインハルト。

>>>イベントの様子や場面カットを全て見る(写真10点)

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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