映画『エルヴィス』のブルーレイ＆DVDが発売！ 4K ULTRA HDでその真価を堪能する！

1950年代、彗星のように現れるとその革新的な音楽性――それはロックンロールと呼ばれることとなる――によってオーディエンスに熱狂的に愛され、“世界で最も売れたソロ・アーティスト”（Best-selling solo artist）としてギネス世界記録（R）をも手にすることになった稀代の天才シンガー、エルヴィス・プレスリー。誰もがその名を知る伝説的スーパースターの数奇な運命と謎の死を、エルヴィスが残した楽曲とともに描き出すミュージック・エンターテイメント、映画『エルヴィス』は今年7月に公開され大ヒットを記録した。

そのブルーレイ＆DVDが、ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントより10月19日（水）に発売された。すでにダウンロード販売やデジタルレンタル、ブルーレイ＆DVDレンタルは開始されていたが、日本語吹き替え版を初収録したセル版では、なんといっても高解像度の映像とよりに鮮やかにチューンナップされた色彩、臨場感あふれる音響とすべての面においてアップグレードされた4K ULTRA UHDがそのラインナップに含まれているのが目玉となっている。

発売に先立って、9月某日にはドルビージャパンにおいてプレス向けの試聴会が行われ、筆者もその一端を体験してきたのだが、まさに圧巻のひと言。『ムーラン・ルージュ』や『華麗なるギャツビー』などで知られる名匠バズ・ラーマン監督がこだわり抜いた映像と音響が、そのポテンシャルを最大限発揮できる環境で楽しむことができた。

映像はDolby Visionで収録され、音響はDolby AtmosとDolby Digital 5.1chで収録。当時のエルヴィスの姿を織り交ぜながら、ライブを交えて作り上げられた臨場感あふれる映像と音響で、華やかな栄光とその裏にある彼の苦悩に満ちた人生とがコントラスト鮮やかにクロスオーバーするストーリーが、さらにくっきりとした輪郭を持って浮かび上がってくる。ルイジアナ州や故郷メンフィスでのショー、ケネディ大統領暗殺など暗いニュースで傷つくアメリカを励まし観客を歓喜させたTVショー “カムバックスペシャル” など、エルヴィスが打ち立てた数々の伝説のパフォーマンスが、画面の陰影や色調がシーンごとに繊細に調整された映像と立体的に再現された音響とによって、映像作品を観ているというよりは、まるで目の前で行われるショーを直に観覧しているように感じられる。映画館で本作を観たという人にとっても、それとはまたひと味違う、新たな映像体験となることは間違いないだろう。

また、劇場公開時には字幕版のみでの公開となった本作だが、デジタル配信、ブルーレイ、DVDでは日本語吹替版を初収録している。エルヴィス・プレスリーを演じるオースティン・バトラーの声を人気声優の小野大輔、トム・パーカー役を演じるトム・ハンクスの声を江原正士が務めるなど、実力派の声優陣を起用。日本語吹替を担当するにあたって小野大輔は「誰もが知るキング・オブ・ロック。多くの人々が知らなかった孤独な生き様。声をあてることで、彼が音楽で表現したかった熱い思いが自分の中にも宿りました。これぞロック。見て、感じてもらえたら嬉しいです。」とコメントしている。

＞＞＞『エルヴィス』場面カットなどを見る（写真7点）

■映画『エルヴィス』の本編映像冒頭10分が無料公開中！
生涯にわたってエルヴィスのマネージャーを務め “大佐” と呼ばれたトム・パーカー（演：トム・ハンクス）がエルヴィスとの出会いを回想するオープニングシーン、10分間が視聴できる映像が無料公開中だ。


また、バズ・ラーマン監督とエルヴィスを演じたオースティン・バトラーのコメント付き予告も公開されている。


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