杉咲花が『ぼくらのよあけ』で振り返る「声の仕事」の凄さと宇宙への憧れ

【DVDを3回買うほど好きなアニメとは？】

――本作でアニメ作品への出演は4作目となりますが、杉咲さんが個人的に好きなアニメを教えてください。

杉咲　『ファンタスティック・プラネット』という、フランスのルネ・ラルー監督の作品がすごく好きなんです。DVDも3回くらい買いました。

――それはコレクション用とかですか？

杉咲　人にオススメして渡していたら返ってこなくて（笑）。でも嬉しいんです。それくらいこの作品を好きになってくれたんだ、と自分のことのように思えるほど好きな作品なので。

【最後に】

――この作品の見どころを教えてください。

杉咲　自分にとって大切にしたいものを、思わず考えてしまう作品になっていると思います。最初はすれ違っていた悠真とナナコの関係性が徐々に変化していく様子は、観ていて心が温かくなりますし、私も大切な人のことを思い浮かべてしまいました。

――杉咲さんが思い浮かべた大切な人は誰ですか？

杉咲　母親です。悠真が母親に反発してしまう描写があるのですが、私にもそういう時期があったので、見ていてなんだか共感できる部分がありました。作品をご覧になった方も、自分にとっての大切な存在について考えさせられたり、思い浮かべられるような時間になるのではないかなと思います。そんな心が温かくなる作品を是非劇場で楽しんでいただけたら嬉しいです。

＞＞＞笑顔が可愛い！杉咲花さん撮り下ろし写真を見る！（写真26点）