• 杉咲花が『ぼくらのよあけ』で振り返る「声の仕事」の凄さと宇宙への憧れ
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2022.10.20

杉咲花が『ぼくらのよあけ』で振り返る「声の仕事」の凄さと宇宙への憧れ

杉咲花さん


【役を演じるときは、完全に他者として演じている】

――今回演じられた沢渡悠真と自分の共通点はありますか?

杉咲 まず行動を起こしてみるというところは、共感できました。

――自分と近いタイプだと演じやすい部分はありますか?

杉咲 どの作品においても、演じるときは完全に他者として演じているので、似ているから演じやすいということはないかもしれないです。ただ、やはり悠真を演じるのは難しかったです。悠真はとてもエネルギッシュな人物なので、声を張り上げるシーンも多くて、難しさを感じる場面も多かったです。

――今回の役には、どのようなアプローチをしていきましたか?

杉咲 事前に悠真のイラストを頂いていたので、その表情や立ち姿から、凛としていて、意志の強さを感じられるような人物像をイメージしていました。そのあと、初めて監督とお会いしたときに一度台本を読んでみて、そこから声のトーンや心情の説明を受けて足し算・引き算をしていくという感じでした。

【子供の頃は、身体を動かすことが大好きだった】

――悠真は宇宙とロボットが大好きですが、杉咲さんは子供の頃、宇宙やロボットに興味はありましたか?

杉咲 詳しかったわけではないのですが、宇宙は好きでした。友達とふたりで図書館に行って、宇宙や星の図鑑を見たり、流星群が見えるという日に、空を見に行ったこともありました。

――そのときは、流れ星は見られましたか?

杉咲 見えなかったんですよね。ですが、友達とおしゃべりしたりお菓子を食べながら空を眺め続けていた時間は、いい思い出です。

――ちなみに、ロボットやAIは?

杉咲 あまり触れ合う機会がなかったのですが、うちにもお掃除ロボットがいます(笑)。

――では、杉咲さんが子供の頃に夢中になっていたことは?

杉咲 とにかく活発だったので、身体を動かすことが大好きでした。小さい頃は、母親が泥だらけになって遊べるような公園に毎日連れて行ってくれたり、学校の昼休みなどでは鉄棒でぐるぐる回っていましたね(笑)。動き回って遊ぶことに夢中になっていました。
あとは、ドラマが大好きで。小学生くらいから、漠然とお芝居をしてみたいという気持ちがありました。

――身体を動かすことが大好きだったということですが、スポーツは何かされていたのですか?

杉咲 水泳、テニス、乗馬など、いろいろと習い事をさせてもらっていました。

――今も何か運動はされていますか?

杉咲 ウォーキングマシーンを持っているので、ここのところ毎日40分くらいウォーキングをしています。ヒップホップを聴きながらウォーキングをすると、かなり頑張れます。

寺林 沙樹

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