• 宮野真守&花澤香菜が語る『銀英伝Die Neue These』4thシーズンの魅力
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2022.10.11

宮野真守&花澤香菜が語る『銀英伝Die Neue These』4thシーズンの魅力

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会


──では、現在公開中の4thシーズンの見どころなどをお聞かせください。

宮野 やっぱり皆さんが一番気になっているであろう、前回の終わり方からの要塞対要塞の決着がどういう風につくかというところでしょうか。そこはホントにド肝を抜かれると思います。そしてその結末を見た時に「やっぱり戦争は怖いな」と感じるはずです…。
僕自身改めて映像を観た時、すごく苦しくなってしまって……こうしたテーマを題材にする重さみたいなものを感じました。

花澤 私は4thシーズンの中で、ロイエンタールが一番のお気に入りです。ロイエンタールがカッコいいんですよ。今までは何かモテモテのちょっといけすかない人っていう印象だったんですけれど、戦うところがすごくカッコよくて! しかもその描写が中二っぽいところも、また良くて(笑)。

宮野 花澤さん、中二っぽいカッコよさに惹かれるタイプなんですね(笑)

花澤 ちょっとキュンとしちゃって。大魔王みたいな面白い椅子に座ってるシーンもあったりしますので、そういうところとか見てほしいと思います(笑)

──見どころといえば、今回の4thシーズンでヒルダはアンネローゼと初めて会話を交わす場面も注目ですね。

花澤 お姉さんもメチャメチャに傷心してるんですよね……そこがラインハルトと重なるところもあって、すごい慎重に真剣に真心が届くようにお話をさせてもらいました。
アンネローゼ様を演じた坂本真綾さんのお声の雰囲気も素晴らしく、ちょっとピリついてる感じの声色だったので、「これはもうちょっと腹に力を入れて向き合わねば」って思って演じるようにしています。

宮野 あそこは本当に素敵なシーンでしたよ。

──ラインハルトはヒルダからアンネローゼに関する話題が出た際、思わず激高するシーンなどもありました。

宮野 瞬間湯沸かし器のように激怒して、すごかったですよね。でも「彼の原動力はやっぱりそこなんだ」っていうことがよく分かるシーンでもありました。
姉上を守ることがラインハルトにとって全ての始まりだったわけで、それが脅かされることは一番許せないことなんですよ。そんなラインハルトの危うい精神状態が非常に現れてるシーンだと思いますし、ヒルダもそこでより強くアンネローゼの存在というものを意識できたんじゃないかなって思いました。

──では最後に、上映を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

宮野 衝撃的な戦いの結末からスタートする4thシーズンですが、サブタイトルに『策謀』とある通り、今までのような帝国対同盟といった構図にフェザーンが加わることで、一筋縄ではいかない戦いが展開していくことになります。
欲望や策謀が入り組み野心がぶつかり合う人間ドラマの面白さもどんどん濃くなっていきますので、ぜひ楽しんで観てもらえたらなと思います。

花澤 本当にお話が壮大なので、まだ観てない人は「ちゃんと理解出来るかな」みたいに少し不安になったりするかもしれません。
でも、一度入ってしまったら続きが気になってしかたないぐらいに楽しみになる作品ですので、ぜひ前作までのシリーズも観ていただいて、思い切って飛び込んで来てみてください!

左:宮野真守(みやの まもる)
6月8日生まれ。劇団ひまわり所属。主な出演作は『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』((越前リョーガ)、『虚構推理』(桜川九郎)、『うる星やつら』(面堂終太郎)、『弱虫ペダル LIMIT BREAK』(葦木場拓斗)、『文豪ストレイドッグス』(太宰治)ほか。

右:花澤香菜(はなざわ かな)
2月25日生まれ。大沢事務所。主な出演作は
『ポケットモンスター』(コハル)、『PSYCHO-PASSサイコパス』(常守朱))、『鬼滅の刃』(甘露寺蜜璃)、『五等分の花嫁』(中野一花)、『物語』シリーズ(千石撫子)ほか。

撮影/大山雅夫

>>>宮野真守さん、花澤香菜さんの撮り下ろしカット、『銀英伝DNT』場面カットを見る(写真13点)

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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