• ついに公開!『銀英伝』4thシーズン「策謀」第一章完成披露上映会レポ
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2022.10.01

ついに公開!『銀英伝』4thシーズン「策謀」第一章完成披露上映会レポ

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

2022年9月30日(金)よりついに上映開始となった『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』第一章。本作の上映を記念し、9月24日(土)に新宿ピカデリーにて、宮野真守さん、諏訪部順一さん、多田俊介監督が登壇した舞台挨拶付き第一章完成披露上映が行われた。サードシーズン「激突」上映後の反響やフォースシーズン「策謀」の見どころなど、3名が銀英伝トークを繰り広げた。
また、「策謀」第一章の冒頭に流れるサードシーズン「激突」要塞対要塞ダイジェスト映像も公開!

『銀河英雄伝説』は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説。田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いている。
1988年からはアニメシリーズが展開され、さらに多くのファンを獲得した。

2018年4月、Production I.Gが改めて新作アニメーションとして、ビジュアルが進化を遂げた『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(全12話)を制作。その2ndシーズンとなる「星乱」(13話〜24話)も2019年に映画館でイベント上映され、新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で描かれた本作は、銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となった。

シリーズ作品としては、2020年4月にOP、EDを新たに全24話をNHK Eテレにて放送。2022年3月~6月には、サードシーズン「激突」(25~36話)が映画館にてイベント上映され、フォースシーズン「策謀」は全三章を2022年9月から3カ月連続上映となる。

9月30日(金)から全国47都道府県の劇場で3週間限定上映(一部劇場を除く)される『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』第一章。それに先駆けて、9月24日(土)には新宿ピカデリーで、ラインハルト役の宮野真守さん、オーベルシュタイン役の諏訪部順一さん、多田俊介監督による舞台挨拶付き第一章完成披露上映会が開催。前シーズンの『激突』までを振り返りつつ、4thシーズン『策謀』の見どころも盛りだくさんの濃いトークが展開された。

MCに続いて登壇した宮野さん、諏訪部さん、多田監督が自己紹介と短い挨拶をした後、トークパートがスタート。今回の舞台挨拶は、本編の上映前に実施されたため、ネタバレにも配慮しながらのトークが繰り広げられた。

まず最初に、『激突』上映後の周囲の反響について聞かれた多田監督は、「たぶん、今日いらっしゃっているお客様も一緒の感想だと思うんですけど。なぜ『激突』で要塞対要塞のオチがないのか、と。スタッフからも言われました(笑)」と、「要塞対要塞」の決着が『策謀』へ持ち越されたことについて、周囲に驚かれたことを明かす。

『激突』の中で特に印象的なことという質問に対して宮野さんが語ったのは、キルヒアイスを喪った後のラインハルトの変化。
宮野「ラインハルトは、登場したときからずっと、絶対的な存在感があるように見せてきた部分があったんです。でも、キルヒアイスのことがあって以降、『激突』での彼は、それ(キルヒアイスの死)をずっと胸に抱えている状態。不安定な彼の姿は、演じていても非常に印象的でした」

そんなラインハルトに仕えながら、覇者へと導いているような雰囲気もあるオーベルシュタインを演じる諏訪部さんが、印象的なエピソードとしてまず語ったのは犬の話。
諏訪部「オーベルシュタインにとっては、とても重要なシーズンだったと思います。なんといっても、犬との出会いがありましたから(笑)。周りからは何を考えているか分からない、鉄面皮のような人間と思われていますが、犬に優しい人なので根はイイ人なのだと思います。彼はダーティーな部分を担うようなポジションなのですが、そういった役回りを裏で色々としていたような。歴史がまた新たな歩みを始めた感のあるシーズンだと思います」

>>>イベントの様子を見る(写真6点)

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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