『ウルトラマンデッカー』Blu-ray BOX Ⅱ特典映像 【松本大輝×つるの剛士×影山ヒロノブスペシャル座談会】一部紹介松本に迎えられる形で座談会に参加したつるのと影山は、この座談会が初対面。『ウルトラマンダイナ』に携わった2人が25年の時を経て初めて交わす当時のそれぞれのエピソードから、松本が主演を務める最新作『ウルトラマンデッカー』に関する話題まで、貴重なトークが数多く飛び出した。
その座談会でのトーク内容の一部をご紹介しよう。
<それぞれの出会い>松本:つるのさん、影山さんとは夏の「ウルサマ」(「ウルトラヒーローズEXPO 2022 サマーフェスティバル」)を通じて、ご一緒させていただきました。
影山:実は、僕とつるのさんは今日初めて会ったの。
松本:え、そうなんですかっ!?
つるの:イベントで一緒になっても、お互い出演日が違ってたりしていてね。ずっとお目にかかる機会がなかったので、今回呼んでいただき、「うおぉぉぉっ!」って、めちゃくちゃテンションあがりました。ようやくお会いすることができて感激しています!
影山:僕もです!
つるの:『ウルトラマンダイナ』では『ULTRA HIGH』(後期エンディングテーマ)を歌っていただいたので、すごく感慨深いですよ。
松本:『ウルトラマンダイナ』は、『ウルトラマンデッカー』の25年前になるわけですよね。
影山:もう、そんなに経つんだね……。
つるの:25年経って『ウルトラマンダイナ』の要素を受け継いだ『ウルトラマンデッカー』が始まったわけだけど、松本くんとお会いした際には、時の流れと共に、ニューヒーローが誕生した嬉しさでいっぱいでした。
松本:ありがとうございます!
<オーディション伝説?>松本:ウルトラマンのオーディションでは、走る審査があると噂で聞いていたんです。なんでも、つるのさん以降から…。
つるの:え、ちょっと待って! 25年経った今もあるわけ?
松本:それが結局、僕の時はなかったんです(笑)。
影山:そういう伝説を生み出したんだ(笑)。
つるの:それはね、僕が全然運動が出来なくて、撮影に入ってから「こいつ全然動けねーな」と発覚したんですよ。それで撮影しているその横で、アクションの練習をやらされて……(笑)。そういう感じだったから、僕の後から走る審査が加わったんだろうね。たぶん、しばらくの間は、後輩にすごく迷惑かけていたと思う(苦笑)。
<エンディングテーマ『カナタトオク』と『ヒカリカナタ』>松本:僕は影山さんが主題歌を歌われていたアニメなどを観ながら育ったので、影山さんが『ウルトラマンデッカー』のエンディングテーマを担当されると聞いたときは、本当に驚きました。
影山:ウルトラマンシリーズで、シンガーとして再び起用していただき、さらに作詞と曲作りにまで関わらせていただけるなんて、自分の人生の中でも、とても光栄なことだと思っています。
つるの:僕は『ウルトラマンデッカー』が『ウルトラマンダイナ』の要素を取り入れたヒーローだと聞いて、密かに自分に白羽の矢が立たないかな? なんて思っていたけど、影山さんだと聞いて「失礼いたしました!」って(笑)。
影山:(笑)。前期エンディングテーマの『カナタトオク』は、「失敗ばかりするけど、未熟ながら力を合わせて乗り越えていく姿を応援するような楽曲にして欲しい」とリクエストが明確だったので、自分のイメージもすごく膨らみました。
松本:先日、影山さんが『ウルトラマンデッカー』の後期エンディングテーマも担当することが発表されましたが、その新たな楽曲『ヒカリカナタ』を、いち早く聴かせていただきました!『カナタトオク』は、聴く度に「頑張ろう!」と背中を押してくれるような
曲でしたが、『ヒカリカナタ』は雰囲気が変わって、未来に向かって突き進んで行くような力強さを感じました。
影山:未熟ながら頑張る『カナタトオク』を経て、成長したカナタたちをイメージして、ロック色強めで作ったのが『ヒカリカナタ』なんです。
(C)円谷プロ (C)ウルトラマンデッカー製作委員会・テレビ東京