• 『ウルトラマンA』美川のり子隊員写真集に西恵子喜びのコメント到着!
  • 『ウルトラマンA』美川のり子隊員写真集に西恵子喜びのコメント到着!
2022.09.13

『ウルトラマンA』美川のり子隊員写真集に西恵子喜びのコメント到着!

(C)円谷プロ

『ウルトラマンA』で南夕子と並ぶヒロイン、TAC・美川のり子隊員をフィーチャーした初の写真集が登場。美川隊員を演じる女優・西恵子のキャリアにもスポットを当てた、その貴重な内容に注目。併せて、西恵子から届いたスペシャルコメントも紹介しよう。

『ウルトラマンA』は、1972年4月7日から1973年3月30日まで全国TBS系で毎週金曜日19時より全52話が放送された、『ウルトラQ』から数えたウルトラマンシリーズの第5作目。新たな敵・異次元人ヤプールが送り出す怪獣以上の強敵である超獣と戦うウルトラマンAと、超獣攻撃隊・TAC(Terrible-monster Attacking Crew)の活躍を描く物語だ。
主人公・北斗星司と南夕子による男女合体変身など、従来とは異なり多くの新機軸も盛り込まれ、シリーズ中でも画期的な作品としてファンの間で強い印象を残している。

南夕子と並ぶTAC女性メンバーであり、本部内のオペレーションと副官業務を担当するのが、美川のり子隊員。設定年齢は20歳、竜隊長のアシストでタックファルコンなどにも搭乗、時にはタックアローで単独出撃するアクティブな面も見せ、さらに爆発物の専門家という意外な一面も持ち合わせている。

そんな美川隊員を演じたのは、女優・西恵子。1948年新潟県生まれで、高校卒業後に進学した専門学校の学園祭でスカウトされて芸能界入り、1968年に日活映画『BG・ある19才の日記 あげてよかった!』でデビュー。
日活の専属女優になり、丘みつ子・沖雅也・長谷川照子とともに日活の新人スターグループ「エメラルドライン」として売り出されるも、1970年のライオン奥様劇場『続・下町育ち』(フジテレビ)をきっかけにテレビドラマに活動の場を移す。『ウルトラマンA』出演の後、しばらくして結婚を機に芸能界を引退、現在に至る。
10年に満たない女優歴ではあったが、その美貌と存在感はファンに強い印象を残している。

『ウルトラマンA』放送50周年記念企画として刊行される写真集『ウルトラマンA 美川のり子×西恵子写真集 BEAUTIFUL WARRIOR』は美川隊員と西恵子、二人の女性の魅力に迫る内容となる。

まず、円谷プロダクションの写真ライブラリーに残された美川のり子隊員の単独カット、最終回を含むシリーズ後期のロケ現場での写真などを中心に、他のTAC隊員と共に写るスチール写真を可能な限り網羅。
そしてスチール写真が殆ど残されてない美川隊員のメインエピソード、第4話「3億年超獣出現!」と第22話「復讐鬼ヤプール」を中心に、『ウルトラマンA』本編HDリマスター映像からの高画質キャプチャー画像、『ウルトラマンタロウ』の西恵子ゲスト回である第15話「青い狐火の少女」のスチール写真も掲載される。

さらには西恵子所蔵の『ウルトラマンA』やその他TVドラマの撮影・ロケ現場のスナップ写真やプロフィール用宣材用写真、さらには日活「エメラルドライン」時代の出演作のスチール写真、そして巻末には新規取材による西恵子インタビューが収録される。

これまで明らかにされていなかった、ウルトラ特撮ヒロインの歩みを知る絶好のチャンスとなりそうだ。

>>>『ウルトラマンA』、日活作品ほか貴重な西恵子の掲載カットを見る(写真9点)

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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