• 劇場版『フルーツバスケット』公開記念舞台挨拶イベントレポ!
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2022.02.21

劇場版『フルーツバスケット』公開記念舞台挨拶イベントレポ!

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会


つづいて井端義秀監督から出演者への質問が届いているとのことで、島﨑が代わって出演者に質問を投げかける。

『原作やアニメ化への解釈が完璧で、想定を超える芝居をしてくださって感動しているのですが、アフレコの前にいつもどのような準備をしているのでしょうか?』という沢城への質問に沢城は「一度も言われたことない」とたじたじの様子。「原作とアニメの演出で変わっている部分の意図の把握や、キャラクターの感情の琴線の位置を事前に探すようにしている」と自分なりの作品への向き合い方を語った。

細谷への『TVシリーズでは「頑張ったね」の一言だけを一発OKでいただいて爆速でアフレコが終了しましたが、帰り道どんなこと考えましたか?』という質問に細谷は「全然一発OKじゃなかった。監督盛ってますよ!」と明かし会場の笑いを誘う。
さらに「普段テストと本番の2回で終わることが多いのですが、この時は6回くらいパターン違いを録って、珍しいなと思いながら帰りました」と当時の様子を振り返った。

続いて石見への『もう僕の中で透と石見さんが重なって見えてしまっているのですが、逆に透と自分の違うところって何だと思いますか?』という質問には、「共通点は声くらいしかなくて…」と恐縮しつつも「料理が出来ないです。料理が成功したことの方が少ない」と告白。
バレンタインでのチョコレート作りの失敗談やハヤシライスの隠し味に味噌を入れて失敗したエピソードなどを明かす石見に出演者からは「何で普通に作れないのにアドリブしようとするの?」というツッコミが飛び交う。
その様子を見守りつつ言葉の節々で相槌を打ちながら頷く沢城の優しい表情が本当の母親のようで、会場もあたたかな空気に包まれた。


島﨑への『テストと本番の差をどのように考えて収録に臨んでいるのでしょうか?』という問いには「テストで上手くいくと逆に本番が難しく感じてしまうので(テストと本番の差は)極力考えないようにしている」と語る島﨑に、細谷からも「テストと本番は1テイク目と2テイク目のようなものだからチャンスは実質2回なんですよね」と声優あるあるトークに熱が込もる一幕も。

内田への『後半に行くにつれて棘が抜けていく夾、今回の後日談の夾に “演じ易さ“ など感じていたのでしょうか?』という質問には、内田がアフレコの際「夾が溶けている」とディレクションされたことを回想。「(夾が)デレ過ぎていると言われてしまって。透と夾の2人を見て愛しいと思っている自分の感情が前面に出てしまったので、本番では不器用さの残った夾に戻しました」と当時の様子を楽しげに振り返った。

>>>イベントの様子や場面カットを見る(写真15点)

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

アニメージュプラス編集部

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