【映画きかんしゃトーマス】先行上映会にディーン・フジオカとやす子登壇！

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原作誕生80周年という節目を2025年に控えた、イギリス生まれたの絵本『きかんしゃトーマス』。その劇場版最新作『映画きかんしゃトーマス大冒険！ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』（4月19日〈金〉公開）の完成披露舞台上映会が都内映画館で実施され、俳優のディーン・フジオカとお笑い芸人のやす子、そして主演の “きかんしゃトーマス（CV：田中美海）” が舞台挨拶に参加した。

イギリスで誕生し、来年2025年には絵本出版から80周年を迎える『きかんしゃトーマス』。ソドー島で働くきかんしゃたちの日常やちょっとした事件が描かれる本作は、現在までに500話以上のエピソードが映像化され、世界200以上の地域で放送されている。
キャラクターのフルリニューアルから2作目となる劇場版アニメ最新作『映画きかんしゃトーマス大冒険！ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』が、2024年4月19日（金）に公開となる。

ゲスト声優のディーン・フジオカが演じるのは、リサイクル工場で発明をしている丸いメガネの機関車のウィフ。やす子が演じるのは、どんな大きな岩も削ってトンネルを掘るドリルが自慢の掘削機のダーシー。映画の話をたっぷりと語ってくれた。

場内はちびっ子たちの家族連れで満席となった。演じたキャラクターをイメージした “特製ドリル帽子” をかぶって登場したのは、大きなドリルが自慢のダーシー役のやす子。会場入りする際に老人からお笑いコンビ・かまいたちの山内に間違えられたと明かして笑わせながら「映画、楽しみな人～！」「は～い！」といきなりのコール＆レスポンスで客席の子供たちを盛り上げてくれた。

発明大好きウィフ役のディーンは、挨拶しようとするとちょうど泣き出したお子さんに「大丈夫か～？」「始めてもいいか～？」と優しく語りかけつつ、「声優としては二作目なので、初々しい気持ちでいます。皆さんにどんな形でウィフが映るのか、ドキドキしています」と作品完成に喜色満面。やす子も「（映画公開に）緊張している」としながら「大人が観てもワクワクドキドキできるので、映画の世界観にしっかりと浸って満足して帰ってほしい」とアピールした。

またやす子はダーシーについて「仕事が大好きなキャラクターで凄く一生懸命。可愛くて優しくて、正直、やす子にそっくり。私も優しくて可愛いのでそこは似ている」と自画自賛で共感。「ドッキリ以外の仕事は嬉しいです。はいー」とポロっと本音をこぼしていた。ディーンはアフレコ収録を振り返り「今から何が起きるのかと、自分がお客さんの立場になってここから未知な世界が始まるのかとワクワクした思い出があります」と語った。

また映画の内容にちなんでトーマスから「大大大冒険クラブのみんなで行けるような、日本でおすすめの探険スポットを教えて欲しい」と尋ねられたディーンは、実施会場が新宿だったこともあり「ここから徒歩で行ける大冒険スポットは…歌舞伎町！」と、まさかの大人の冒険スポットを提案。すかさずやす子は「絶対に行かないでください～！」とディーンの暴走を制止していた。一方、やす子はトーマスから「これまでに見た一番綺麗な景色」を聞かれると「練馬駐屯地の桜」と今の季節にふさわしい回答。

舞台挨拶後半には、やす子が歌ったダーシーのテーマソング『♪はたらきものいちばん』に合わせて会場全体で手拍子して終始大盛り上がり。最後にやす子は4月から新生活がスタートする子供たちに向けて「辛くなったら休む勇気も必要。そんな時は色々な人に正直に不安なことを相談してください。友達を作ることに焦ることもあるけれど、友達は焦らずとも勝手に出来るので学校生活を楽しんでください。あと学校では『はいー！』と言い過ぎると先生に怒られるので『はい！』にしてくださいね！」と具体的アドバイス。ディーンも「人生、泣いたっていい。色々な局面があるけれど前に進むことを恐れず、好奇心やパッション、勇気を持って未来に突き進んでほしい」とキッズたちの背中を押す優しいコメントをしていた。トーマスからも「仲間がいれば大丈夫！って信じることが大事なんだと思うな！」と語った。