• 【SHAMAN KING FLOWERS】朴 璐美が道 黽の演技に込めた「蓮とジャンヌ」のDNA
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2024.03.06

【SHAMAN KING FLOWERS】朴 璐美が道 黽の演技に込めた「蓮とジャンヌ」のDNA

(C)武井宏之・講談社/SHAMAN KING FLOWERS Project.


──では、実際にアフレコに臨んでみての印象は?

 自分の中にいる蓮やジャンヌがポコポコと出てきたと思える瞬間がそこかしこにある、不思議な感覚がありました。例えば敵と戦う時、蓮ならすぐにバトルに突入するところ、ジャンヌは必ず一回相手に問いを投げかける。黽にはそんな両親の性格が受け継がれているのか、相手にまず問いかけ諭すけれど、いざ話が通じないとなった途端、蓮の苛烈な面が出てくるんですね。

黽が初登場する第7廻ではまさにそういったシーンがあるんですが、そこは演じていてすごく楽しかったし、そんな黽だからこそ私がやらせていただく意味があるんだろうな、と思ったりしました。

──両親からは持ち霊も受け継いでいますが……。

 蓮から受け継いだ馬孫には慣れていますが、ジャンヌから受け継いだシャマシュについては「ビリケンさんに似てるなぁ」って(笑)。拷問器具がエグいですけれど、使う相手はそれに相応しいですし「お母さん、良いものをありがとうございます」と(笑)。

──朴さんから見た、主人公・麻倉 花の印象はいかがですか。

 外見的には父親の葉に似ているけれど、中身は昔の頃のアンナを思い出します。黽とはお互い認め合える、支えられる、そしてライバルでいられる存在になってくれたら嬉しいなと思います。

──では、黽のこういうところに注目してほしい、というところはありますか。

 実は黽って母親のジャンヌと一緒にいた時間が少なく……父の蓮ともなかなか会えず孤独な毎日を送っていたので、そんな黽が「もう一度母親と会いたい」と願う気持ちがビンビンに伝わってくる場面があるんですが、そこは三間さんとお話して、あえて「母親に会えて嬉しい」という気持ちで演技したテイクなど何パターンか録らせていただきました。
本編でどれが使われるかは分からないんですが、母親への思いを大切にしながら演じたところは注目してほしいですね。

─『FLOWERS』に登場するキャラクターの中で、朴さんが気になっているキャラクターを選ぶなら誰になりますか。

 これはもう全員気になっていますね。『SHAMAN KING』に登場したキャラクターのDNAを受け継いでいる人から新キャラまで、とにかくたくさん出てくる彼らが今後どうなっていくのか、皆さんも楽しみにしていてください。

──最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 アニメ『SHAMAN KING』から続けて観てくださっている方々もたくさんいると思います。葉や蓮、ジャンヌほかキャラクターのDNAは、花や黽といった子供たちにしっかりと受け継がれていますし、『SHAMAN KING』の物語や世界観の楽しさ・面白さもそのまま継承されている作品となっています。
ぜひ皆さん、花やアルミだけでなく、白い睫毛の方の応援も宜しくお願いします!(笑)

朴璐美(ぱく ろみ)
1月22日生まれ。LAL代表。主な出演作は『BLEACH 千年血戦篇』(日番谷冬獅郎)、『進撃の巨人』ハンジ・ゾエ役、『鋼の錬金術師』エドワード・エルリック役、『∀ガンダム』ロラン・セアック役、『NANA』大崎ナナ役ほか。

※道 蓮の「蓮」は二点しんにょう

>>>『SHAMAN KING FLOWERS』道 黽と麻倉 花の名場面をチェック!(写真12点)

(C)武井宏之・講談社/SHAMAN KING FLOWERS Project.

アニメージュプラス編集部

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