• 大塚明夫演じる『Marvel’s・ウェイストランダーズ』ウルヴァリンは「なかなかにハード」
  • 大塚明夫演じる『Marvel’s・ウェイストランダーズ』ウルヴァリンは「なかなかにハード」
2024.02.17

大塚明夫演じる『Marvel’s・ウェイストランダーズ』ウルヴァリンは「なかなかにハード」

『Marvel’s・ウェイストランダーズ:ウルヴァリン』でタイトルロールを演じる大塚明夫

世界最大級のオーディオエンターテインメントサービスであるAmazonオーディブル(以下Audible)とMarvel・エンターテイメント初のコラボレーション作品『Marvel’s・ウェイストランダーズ』は、マーベルのヒーローたちの魅力的なドラマが豪華なキャストによって演じられる、「耳で楽しむエンタテインメント」だ。

ヴィランたちが勝利しヒーローたちが皆殺しにされてから30年後の世界を舞台に、異色のストーリーが語られる『Marvel’s・ウェイストランダーズ』シリーズは全6作。日本ではこれまで『スターロード』(主演:古田新太)、『ホークアイ』(主演:鳥海浩輔)、『ブラック・ウィドウ』(主演:斉藤由貴)の3作が配信されている。

3月13日より配信されるシリーズ第4弾『Marvel’s・ウェイストランダーズ:ウルヴァリン』は、タイトルどおりマーベル屈指の人気ヒーロー・ウルヴァリンが主人公で、罪悪感と自己嫌悪に苦悩しながら戦うウルヴァリンを演じるのは大塚明夫。近年の映画『X-MEN』シリーズなどでヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリン像とは少し異なるイメージのウルヴァリンを演じたという大塚さんに、本作の注目点を語っていただいた。

◆大塚版ウルヴァリンは粗暴な男?◆

――大塚さんはこれまでのマーベル作品に、どのように触れてこられましたか?

大塚 映画の『X-MEN』シリーズなんかは好きでよく観ていましたけど、マーベル自体にそんなに詳しいわけじゃないんです。ただ昔、江原(正士)さんがウルヴァリンを演じていたアニメーションシリーズ(日本では1992~93年にテレビ東京で放送されたシリーズ)に何回か出たことがあるんですよ。ロシア人のコロッサスという役で。

――X-MENのメンバーで、金属で全身を鎧のように覆う能力を持つミュータントですね。

大塚 そうそう、そのキャラクターです。それで、今回のお話をもらった時、個人的にウルヴァリンといえばヒュー・ジャックマンと吹き替えを担当している山路(和弘)さんのイメージが強いけれど、考えてみたらその前に江原さんもやっていたんだし、自分がやってもいいかな、と思いました。「何で山ちゃん(山寺宏一)じゃないの?」とも思ったけれど(笑)。

――(笑)。ファンとしても、いろいろなタイプのウルヴァリンが楽しめるのは嬉しいですが、今作ではウルヴァリンというキャラクターをどのように捉えて演じたのでしょうか。

大塚 ヒュー・ジャックマンと山路さんのウルヴァリンはソフィストケートされているから忘れていたけれど、ウルヴァリンって粗暴で攻撃的な性格のキャラクターだったなと、今回のストーリーで思い出しました。
本来の彼は「どうしていつもチームワークを乱すんだろう?」みたいな存在ですよね(笑)。そういう意味では少し安心もしました。最初は「山路さん(のウルヴァリン)に近づけなきゃいけないかな」と思っていたけれど、それなら山路さんが演じたほうがいい。だから今回は脚本を読んで、自分なりに少し乱暴な雰囲気のウルヴァリンにしてみました。もしかしたら、自分にお話がきたのは粗暴なところを買われたから?……いや、そんなことはないですけど(笑)。

(C)2023 MARVEL

アニメージュプラス編集部

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