• 【日本初】宮崎駿『君たちはどう生きるか』第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞受賞
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2024.01.09

【日本初】宮崎駿『君たちはどう生きるか』第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞受賞

(C)2023 Studio Ghibli

全国公開中の宮﨑駿監督10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)が、第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞を受賞した。

本作は12月8日(金)からアメリカ&カナダにて2205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日~10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1297万ドル(約18.8億円)を記録し、日本映画オリジナル作品としては初となる、北米週末興行収入ランキング第1位を獲得した。

公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、11月22日(水)からニューヨーク、 ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮﨑駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。
ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、観客を後押しする好意的なレビューが各メディアから出ており、12月1日(金)にはニューヨーク映画批評家協会賞のBest Animated Filmを、12月10日(日)にはロサンゼルス映画批評家協会賞の
Best Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Filmを受賞するなど、賞レースにおいても大きな注目を集めていた。

また、台湾では10月6日(金)に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日(水)に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開8週目で観客動員数200万人を突破。
12月1日(水)に公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新。
12月17日(日)時点で観客動員数150万人を突破、年末年始に公開となった、メキシコ、イギリス・アイルランド、イタリアでもスタジオジブリ作品として過去最高の興行成績となるなど、世界中で注目を集めている。

世界各国での公開を前に海外映画祭へも続々と出品され、“邦画として初”、アニメーション作品としては ‟世界初“ のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」をはじめ、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映されていた。

日本でも絶賛全国公開中の本作。
ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加していることが大きな話題となり、米津玄師が4年の歳月をかけて書き下ろしをした主題歌『地球儀』は、リリース当日に各配信サイトで軒並み1位を獲得、デイリー・リアルタイム両ランキング合わせて25冠を達成。各ヒットチャートを席巻した。

日本映画がゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞するのは初の快挙。
スタジオジブリ作品としては、2013年公開の宮﨑駿監督作品『風立ちぬ』が外国語映画賞にノミネートされていたが、今回は受賞という快挙を成し遂げた。

受賞を受けて、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーからはコメントが寄せられている。

■鈴木プロデューサーコメント
『君たちはどう生きるか』の受賞の知らせを聞いて、本当にうれしく思います。
歴史あるゴールデン・グローブ賞で、ジブリ作品が賞を頂いたのは初めてのことなので、格別な気持ちです。
日本では年初以来、地震や事故などの痛ましいニュースが相次ぎました。被災地では未だ救助を待っている方々が数多くいらっしゃるという報道を聞くと、やり切れない思いで一杯になります。そんな中で受賞という明るいニュースは、少しでも皆さんに笑顔を届けることができるでしょうか。

全国の劇場にて大ヒット公開中の本作、ぜひご覧になってみてはいかがだろうか。

(C)2023 Studio Ghibli

アニメージュプラス編集部

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