• 【岐洲匠×八村倫太郎インタビュー】二人が振り返る「ひとつ屋根の下での生活」<佐原先生と土岐くん>
  • 【岐洲匠×八村倫太郎インタビュー】二人が振り返る「ひとつ屋根の下での生活」<佐原先生と土岐くん>
2023.12.15

【岐洲匠×八村倫太郎インタビュー】二人が振り返る「ひとつ屋根の下での生活」<佐原先生と土岐くん>

(左から)岐洲匠さん、八村倫太郎さん 撮影:大山雅夫

体育教師×ヤンキーの不器用で一途な恋を描くドラマ『佐原先生と土岐くん』が、11月30日よりMBSのドラマシャワー枠にて好評放送中!

今回アニメージュプラスでは、爽やかイケメン体育教師・佐原先生役の岐洲匠さん、ピュアすぎるヤンキー・土岐くん役の八村倫太郎さん(WATWING)にインタビューを実施。和気あいあいとした雰囲気の中、濃すぎる撮影期間を振り返っていただきました。

【こんな運命的な出会いがあるんだなと思った】

――まずは、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

岐洲 久しぶりの恋愛もので、しかも爽やかな役だったので、すごく緊張しました。ひとつ前の作品が時代劇で、役も重たかったので、爽やかに演じていた頃の自分を観返して、新鮮な気持ちを取り戻してから挑みました。

八村 僕は初めての主演だし、ラブストーリーやったことないし、結構不安でいっぱいだったんです。でも土岐は魅力的な人物で僕にないものを持っていて、人生真っ向勝負で挑んでいるから、僕も土岐を演じるんだったらこの作品に真っ向勝負で挑もうと思って、気合は十分でした。

――本作は岐洲さんと八村さんのW主演となりますが、いかがでしたか?

八村 たぶん僕一人だったら折れていた気がします。匠くんと二人だからできたと心の底から思っていて。

岐洲 それ僕も思いました。全く同じ気持ちです。

八村 お互い違うやり方で現場を盛り上げていけたし、二人で支え合っていけたと感じています。匠くんとは二人でガチッとピースがハマる感覚があって、本当に出会えて良かったなと。あざっす!!

岐洲 こちらこそ。じつは僕も、こんな運命的な出会いがあるんだなと思っていたんです。出会って2日目のビジュアル撮影の時に「きっと倫太郎との関係は、これから長く続いていくだろうな」と感じて。26歳にもなって、出会って間もない人にそんなこと普通は思えないじゃないですか。でも、倫太郎にはそう思わされたので、「これは特別なチームになるぞ……!」と直感しました。

八村 匠くんとは序盤からかなり仲が深まっていたのですが、やっぱり撮影の中でさらに深まっていったなと感じていて。というのも、芝居の中でも日常の中でも、だんだんと僕に対して弱みを見せてくれるようになったんです。

僕は弱みを人に見せられることって、とても素敵なことだと思っていて。弱みを見せることで隙が生まれるし、その隙に人は入りたいと思うし。弱みを見せてくれたことに対して助けてあげたいと思うから、そこに愛が生まれるし。日頃コミュニケーションを取っていないと生まれない信頼関係だと思うので、今回二人でいろいろ話し合っていった結果、自然と弱みを見せてくれるようになったのかなと思っています。

岐洲 本当にその通りで。今回僕は先生役だし、キャストの中で一番年上だから、正直甘えるという気は全くなかったんです。でも、自分が「難しいな」「苦しいな」と感じた時に、倫太郎が、土岐が、支えてくれるような存在だったので、自分もどんどん弱さを見せられたのかなと思っています。

なので、佐原が心を開いていくシーンでは、本当に自分の気持ちとリンクして、自然とお芝居も柔らかくできました。自分の奥底に眠った闇を出すというのは苦しいことですが、「この人にだったら言える」という気持ちを自分もリアルに味わえたので、すごく楽しかったです。

八村 最強のW主演です。

岐洲 大変なことも沢山ありましたが、乗り越えていけたのは相手が倫太郎だったから。本当に感謝しています!

寺林 沙樹

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