• 【体感予報】樋口幸平&増子敦貴が語る「笑いが絶えない」撮影の裏側
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2023.08.18

【体感予報】樋口幸平&増子敦貴が語る「笑いが絶えない」撮影の裏側

(左から)増子敦貴さん、樋口幸平さん 撮影/真下裕(Studio WINDS)

BLドラマ『体感予報』が、8月10日よりMBSほかのドラマシャワー枠にて好評放送中!

『体感予報』は「BLアワード2023」コミック部門で第1位を獲得した、鯛野ニッケによる同名BL漫画のドラマ化作品。超俺様な性格の爽やかイケメン気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴(樋口幸平)と彼の言いなりになる売れないエロ漫画家・棚田葉(増子敦貴)を中心とした物語だ。

今回は、本作でW主演を務める樋口幸平さんと増子敦貴さんに、お互いの印象や撮影時のエピソードを語っていただいた。

【苦労しながら取り組んだ役作り】

――まずは、原作もしくは台本を読まれた感想を教えてください。

樋口 初めて瑞貴を見たときに、みんなが憧れてしまうような台詞や佇まいが印象的で、「すごくカッコいい!」と思いました。それと同時に、「原作の瀬ヶ崎瑞貴に負けてはいけないな」という気持ちも沸き上がり、演じる上でとてもいい刺激になりました。

増子 僕が演じるダヨちゃん(葉)は、自分が思っている以上に瑞貴のことが好きで、瑞貴の手のひらで転がされているような状況なのですが、瑞貴も瑞貴でお仕事モードとは違った顔をダヨちゃんだけには見せていたり……。恋をこじらせている二人の関係性がすごく魅力的だなと思いました。

――樋口さん演じる瑞貴と、増子さん演じる葉をどんな人物か一言で表すなら?

樋口 瑞貴は「素直」ですかね。素直じゃないように見えますが、嫌なことがあったらすぐ顔に出すし、嫉妬すると「あの女、誰?」って聞いちゃうし、実は一番素直なキャラクターなのかなと思いました。

増子 葉は「鈍感」かな。瑞貴も瑞貴で言葉足らずなのですが、それでも「ダヨちゃん、そこは感じ取って!」という場面が多々あったので。

――では、演じられた役と自分の共通点はありましたか。

樋口 僕は瑞貴と似ている部分がたくさんありました。たとえば、好きな人に対して素直になれているようで、実は思っていることを言えていなかったり、気を遣ってしまっていたり。そういった部分は、僕も「分かる!」と共感しましたし、誰しも経験があるのではないでしょうか。

増子 僕は逆にあまり共通点がなくて。ダヨちゃんは歩くスピードが遅いのですが、僕は歩くの早いねとよく周りに言われますし、「衣食住の金は保証してやるから俺んとこ来い」って言われても僕は行かないかな(笑)。

――それぞれの役を演じるにあたり、苦労されたことはありましたか。

樋口 天気のことを解説しているシーンはやっぱり難しかったですね。瑞貴は気象予報士で、専門的なセリフを説得力を持って伝えないといけなくて。そういうわけで、クランクインする前に、本物の気象予報士さんから話し方や佇まいを学ぶ時間を設けていただきました。その時間がなかったら、僕はドラマで上手くできなかったと思います。とても大事な一日でした。

増子 僕はモノローグが多かったので、表情や動きだけでダヨちゃんの感情を表現しなければならず、そこは苦労したポイントでした。監督に「こういう動きを入れたらどうか」という相談もさせてもらいながら、手探りで進めていきました。

寺林 沙樹

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