• 津田健次郎&森久保祥太郎も震えた神がかりな即興劇『AD-LIVE 2023』
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2023.09.20

津田健次郎&森久保祥太郎も震えた神がかりな即興劇『AD-LIVE 2023』

『AD-LIVE 2023』東京公演(8月27日・昼の部)に出演した津田健次郎さん(左)と森久保祥太郎さん(右)

鈴村健一さんが総合プロデューサーを務め、人気声優&2.5次元舞台を中心に活躍する俳優たちが物語の全てをアドリブで紡ぐ即興舞台劇『AD-LIVE 2023』が現在開催中。15周年を迎える今年も多数の豪華出演者を迎えて、予測不能なストーリーが展開されている。
さっそく8月26・27日の東京公演(J:COMホール八王子)から、津田健次郎さんと森久保祥太郎さん出演の8月27日・昼の部の模様をお伝えしよう。

『AD-LIVE』で事前に決められているのは大まかな世界観と舞台上で起こるいくつかの出来事のみ。各出演者のキャラクターもセリフもすべてアドリブで紡ぐことになる。今回はキャラクターBを演じるキャストが大まかな設定を考え、キャラクターAを演じるキャストは何も知らされないまま舞台に上がる……という趣向になっている。

8月27日・昼の部ではAを津田さん、Bを森久保さんが担当。森久保さんが演じるのはお見合いでフラれ、そのショックで死んでしまった教師・越智甚八。だが、越智の死は神にとっても予想外の展開だった。神は越智を時空の狭間にある「やりなおしの部屋」へと誘うが、そこで越智との縁がありつつも、記憶が曖昧になり仮名として柚木優里という名を与えられた人物(津田さん)と出会うことになる――。

自身のホームタウンである八王子色を強く打ち出した世界観を展開していた森久保さんだが、それに対する津田さんも酒瓶片手のスーツ姿で、すっかり酔っぱらっての千鳥足というキャラクターで舞台に登場。その場で神から与えられた柚木優里の設定は「路上ミュージシャン」。この時点で、既に何がどう展開していくのか、誰一人として想像がつかない状態だ。

二人は、本来の結末に辿り着くことを目指し、越智の過去に注目することに。越智と今は亡き恋人・静香との出会いや過去の出来事を追体験していく中、柚木は神から与えられた “運命の玉” の力を使って過去に介入しようとする。選ばれた運命の玉は【変な提案をされる】【越智がモノローグを言う】【ものすごく臭くなる】など、どれも突飛なものばかりで、思わず津田さんが頭を抱えてしまう場面も。
そして【「ちょっと待ってくださいよ」と言う】と書かれた運命の玉が出た時、会場は一瞬ざわめいた。というのも、「ちょっと待ってくださいよ」は、男性声優陣が森久保さんのモノマネをする際に必ず使う有名な決め台詞だからだ。森久保さん本人が口にするまさかの展開に、会場は大いに盛り上がった。

その後も、アドリブワードや “運命の玉” の指示に翻弄され続ける津田さんと森久保さん。
しかし、クライマックスでは一気に事態が急展開! 今まで関係がないと思われていたシーンやアドリブワードが奇跡のようにつながっていき、鳥肌が立つような感覚の中、物語は大どんでん返しのハッピーエンドへ……。
最後の最後で津田さんが神がかった引きを見せるなど、『AD-LIVE』ならではの予測不能な結末に会場は興奮と感動に包まれた。

次の大阪公演はメルパルクホール大阪にて、9月23日に蒼井翔太さんと新木宏典さん、9月24日に武内駿輔さんと畠中祐さんが出演。
また東京特別公演が片柳アリーナで開催決定! 11月11日に浅沼晋太郎さん、岡本信彦さん、小野賢章さん、梶裕貴さん、11月12日には内田雄馬さん、木村良平さん、陳内将さん、福山潤さんが出演予定となっている。

どれ一つとして同じ公演は観られない『AD-LIVE』ならではのドキドキ、ハラハラをあなたも味わってみては?

>>>津田健次郎さんと森久保祥太郎さんが熱演!東京公演(8月27日・昼の部)の模様を見る(写真20点)

(C)AD-LIVE Project

アニメージュプラス編集部

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