• 『AYAKA』鳥海浩輔、事前準備は “薄味” でフラットな状態で臨む姿勢とは
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2023.08.18

『AYAKA』鳥海浩輔、事前準備は “薄味” でフラットな状態で臨む姿勢とは

(C)GoRA・KINGRECORDS/Project AYAKA

2023年7月1日(土)から放送中のTVアニメ『AYAKA -あやか-』について、鞍馬春秋役:鳥海浩輔のインタビューが到着した。

『AYAKA ‐あやか‐』は、七つの島が連なる綾ヵ島を舞台に、相棒×師弟×好敵手×兄弟という関係性と、それぞれに宿命を背負った男たちの切なくも美しい絆の物語を描く完全新作オリジナルアニメーション。

シリーズ構成・脚本は『K』シリーズを手がけた作家集団GoRA、キャラクター原案はイラストレーターのredjuice、監督を長山延好、キャラクターデザインを金子美咲、プロダクションデザインを田中直哉、アニメーション制作をスタジオブランが務める。
また、メインキャラクターを上村祐翔、寺島拓篤、鳥海浩輔、梅原裕一郎、梶原岳人、榊原優希、花澤香菜、津田健次郎、早見沙織、飛田展男、福山潤と人気・実力ともに随一のキャスト陣が務める。

本作で春秋を演じる際の準備について「原作があるものとアプローチ方法は、そんなに変わらないです」と話した鳥海。「原作を元々知っていたら別ですが、基本的には、原作を読んでからアプローチするということはしません。漫画でも、小説でも。とくに漫画の場合、コマ割りなど含めて完成されていますよね。表情もあって、セリフの強さや感情の強さが、吹き出しの描き方もわかると思うんです。なので、それが刷り込まれ過ぎてしまうと、アニメで描く際に、必ず漫画と同じようになるとは限らないので、必要以上に情報を入れないようにしています。原作があっても、オリジナルだったとしてもフラットな状態で臨んでいます」と口にした。

『AYAKA -あやか-』では、鳥海演じる春秋問わず、難しい呪文が数多く登場する。フラットな状態で臨むとはいえ、準備を欠かすことはなく「読み方やアクセントなど、調べられるものは調べて臨みました。でも本作はオリジナルの呪文などで、情報を探そうにも載ってないので」と笑う。
「(あくまで)イメージですなんとなく、なんとなーくですが、 “っぽい感じ” というのでしょうか(笑) これまでの経験を踏まえて、演じてきたもの、見てきたもの、聞いてきたものを複合的に重ね合わせて、あのような感じになりました」と笑みを浮かべ、「家で、映像を見ながら準備はしていきましたが、本番は大変でした(笑)」とこぼした。
※春秋の呪文シーンは第2話、第4話、第6話、以降も登場

難しいセリフについては「上手く言えたらいいなぁと思っています(笑)」と言い、「作品問わず準備はしていきます。『よーし、やってるぜ!』というように、力を入れたりはしないです。フラットでいようと思っているので、僕だけが力を入れて、変に見え方が違っていたら困りますしね。最低限の薄い味付けをして、あとから注文に即した調理をしていくのが僕のやり方です」とアプローチの方法を語る。
「ずっと演じてきたキャラクターの場合は少し異なりますが、初見の場合は、こってり味付けをして臨んで、 “辛すぎる” や “塩気が強いよ” とか言われたら嫌じゃないですか。料理も同じですが、味が強いと直せないと思うんです。そうならないためにも薄味で準備です。濃くもできるのですが、あえて薄味で準備しています」とのことだ。

出演中の『AYAKA -あやか-』について、「メインのキャラクターたちの成長であったり、過去と決別と言いますか、それを乗り越えて、再生していく物語かなと思っています。その中で、バディあったり、和テイストなどがあって少し懐かしさを覚えるような作品です…かな」。

鳥海演じる春秋に、尽義、朱、師匠の八凪真人らの過去が描かれ、物語が後半へと大きく舵を切る『AYAKA -あやか-』は、毎週土曜25時よりTOKYO MX、BS11他にて放送中。
次回第8話は8月19日(土)25:00よりTOKYO MX、BS11他にて放送予定だ。

>>>鳥海浩輔写真や作品KVを見る(写真2点)

(C)GoRA・KINGRECORDS/Project AYAKA

アニメージュプラス編集部

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