• 【マイ・エレメント】川口春奈&玉森裕太が「奇跡の出会い」にビックリ
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2023.07.24

【マイ・エレメント】川口春奈&玉森裕太が「奇跡の出会い」にビックリ

(右から)エンバー役・川口春奈さん、ウェイド役・玉森裕太さん(Kis-My-Ft2) (C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

8月4日より、ディズニー&ピクサー待望の最新作『マイ・エレメント』が公開。火・水・土・風のエレメント(元素)が共に暮らす街「エレメント・シティ」を舞台に、アツくなりやすくて家族思いな火の女の子・エンバーと涙もろくて心やさしい水の青年・ウェイドが出会うところから物語は始まる。

性格だけでなく、その気になればお互いを消してしまう(!?)性質を持つ、全てが正反対の二人はどんなドラマを紡いでいくのか。共にアニメーション吹き替え初挑戦となる、エンバー役・川口春奈さん、ウェイド役・玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)に、作品やキャラクターの魅力に関してお話をうかがった。

――まず『マイ・エレメント』という作品の印象についてお聞かせください。

川口 舞台となるエレメント・シティのカラフルで華麗な映像が美しいですし、キャラクターそれぞれの個性もしっかり描かれています。音楽も素晴らしいですし……収録の時は自分の声にばかり集中していたのですが、それが映像に合わさった時にすごい迫力を感じました。エンバーとウェイドの関係も、最初は反発しているけれど徐々に距離が縮まっていく様子が思った以上に可愛くて、観ていてホッコリしました。

玉森 やっぱりジーンと来ちゃいますよね。特に自分では気づかなかったかもしれない「可能性」とどう出会うのか――これまで自分にそんな機会があったのか、それともこれから来るのか分かりませんが、改めてそういう「ご縁」を大切にしたいなと思いました。
エンバーとウェイドの関係も、性格が正反対だから観ていて楽しいし、またもどかしさもあって……なかなか素直に進まないけれど、時間を経て大切な何かに気づかされるところが「いいなぁ」って(笑)。

――各キャラクターを演じるにあたって、何らかのディレクションがあったのでしょうか。

川口 「もっともっとテンションを上げて!」「もっと怒って!」みたいに、感情面を大きく出すことや決まった尺にセリフを合わせる部分で指示を戴きました。自分で考える以上に感情を解放することや、少し幼い時代のエンバーを演じるのは難しかったですね。

玉森 僕も同じですね。大きく感情を見せていかないとキャラクターに(声が)乗らないかな、と思っていたので、声を張って喋ることを意識しました。マイクにすごく近い距離なのに大丈夫かな?と思ったんですが、スタッフの方が「大丈夫です」とおっしゃってくださったので、信用して演じました。

――今回それぞれ単独の収録になったそうですが、掛け合う相手のない演技はいかがでしたか。

玉森 わからないながらにも楽しみました。

川口 スタッフの方と話し合いながら一人で演じることに戸惑いがありましたけれど、映像や音を通じて『マイ・エレメント』のポップな世界観に浸ることで収録の喜びを感じることもできました。

――本国キャストの演技などは意識されましたか。

川口 全然意識しませんでした、むしろ(本国キャストの音声は)聞いてなかったですね。

玉森 最初は聞いていたんですが、むしろ他の方の吹き替えを聞いて、それを意識しながら演技した方がやりやすいなと思って、途中からそうしました。

――川口さんは、エンバーとご自身が似ている部分などがあったりしますか。

川口 エンバーは、本当に不器用で嘘がつけないタイプですよね。感情表現が真っ直ぐな部分や、家族や大事な人に関することに熱くなるところは似ていると思います。

――では玉森さんの中で、ウェイドと似ている部分は?

玉森 泣くまではいかないですけれど、すぐウルッときちゃうところですかね。

――本作に登場するエレメントの能力で「あると嬉しい」と思ったものはありますか。

玉森 エンバーの割れたガラスを直せる能力、めちゃめちゃ良いなと思いました。お気に入りの食器を割っても直せちゃうし、逆にもっと良いデザインになるかもしれないわけですから。あれは素晴らしいですよね。

川口 ゲイルの風の能力があれは、自由に移動できて気持ちよさそうですね。雲だから、空の上からいろんなものを眺める楽しみもありますし。

――最近、エンバーみたいに熱くなってしまった出来事は何かありますか。

玉森 (川口さんに)あります?

川口 ありますよ(笑)。私は「おやおや、それは理不尽じゃない?」と思うシチュエーションに出くわすと熱くなりがちです。

玉森 なるほど(笑)。

――エンバーのように怒りを抑えることもやってみたり?

川口 あります、あります。「冷静になるために深呼吸をする」って、やっぱり実際にあるんだなんて思いましたし。

玉森 僕が熱くなってしまった出来事は、は友人と釣りに行った時、アタリがあったのに結局釣れなくて「何でだ!」と(笑)。せっかくチャンスを与えられたのに、モノにできなかった悔しさがありましたね。

――では、逆にウェイドみたいに涙したことはありましたか。

川口 甥っ子が4歳になったので「お誕生日おめでとう」のメッセージを送ったら、お返事の動画を貰ったんです。「はーちゃん、ありがとう! お仕事頑張ってね」みたいなことを言われて、成長したことの喜びと寂しさを感じてしまって……そういうの、弱いですね。

玉森 本当に涙もろくなってきていることを実感していまして。子犬が元気で遊んでいる動画を観ているだけでジーンと来ちゃって(笑)、昔ならどうとも思わなかったことが胸に来ちゃいますね。

(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

アニメージュプラス編集部

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