• 『AYAKA』鳥海浩輔が梅原裕一郎演じるキャラのカッコよさに「ズルい!」
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2023.07.14

『AYAKA』鳥海浩輔が梅原裕一郎演じるキャラのカッコよさに「ズルい!」

鞍馬春秋役を務める鳥海浩輔さん 撮影/大山雅夫


【朱は絶対に人気が出る!】

――対立している鞍馬と朱の関係について、どんな印象を抱かれましたか。

鳥海 二人とも根っこの部分は同じなんですが、それに対する考え方が違うために衝突するんですね。どちらの言い分も分かりますし、それぞれの立場の視点から見ればその苦しさの感じ方も変わっていくと思います。
それぞれ道を違えてしまった二人ですが、再び交わることがあるのかどうか、ぜひ見届けてもらえたらと思います。

――鞍馬の弟子である福分茶太郎と天乃夜胡との関係とは、実に対照的ですね。

鳥海 あの二人は、すごく元気ですよね(笑)。実は鞍馬さんには結構抜けている部分があるので、彼らにかなりフォローしてもらっているんですよ。本当に可愛い弟子たちです。

――本作の中で、鳥海さんが個人的に好きなキャラクターはいますか。

鳥海 みんな、それぞれに良さがあるので難しいですね……あんな感じの尽義もちゃんとカッコいいところがありますし、エピソードを追っていく中でどんどんキャラの印象が変わっていくと思います。
あと、やっぱり朱は人気が出るんでしょうね。だって「設定がズルい!」と思いましたから(笑)。

――(笑)どんなところがズルいんですか?

鳥海 だって、彼が一番「キュン!」と来る要素を持っているじゃないですか。アウトローのような悪い雰囲気をまとっていますが、決して闇落ちしたわけではなく、過去に負った傷からこういったやり方を選んだというだけですから。身は削るし、一人だけ銃を持ってるし、ちょっと女性が好きそうな設定を盛りすぎですよね。

しかも、中の人(=梅原裕一郎さん)もカッコいい! 本人に朱と同じ格好をしてもらって銃を構えたポーズをとってもらったら、すごく似合いそうですもの。

――梅原さんと収録で一緒になることはありましたか。

鳥海 最終話はご一緒できました。隣に立っている彼は、いつも通りカッコ良かったです。

【最後に】

――鳥海さんから鞍馬にひと言、声を掛けるとしたら?

鳥海 彼も大変ですよね。普段はニコニコしていますが、過去の出来事を知った上で、長兄として「自分がしっかりしないと」という責任を抱えているので。
気疲れもあると思うので、「疲れを癒やしてください」でしょうか。まあ、ああいう人柄なので、言わなくてもゆっくりしていそうですけどね(笑)。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

鳥海 メインの4人はそれぞれ重たいものを抱えているのですが、周りには素敵な人たちが集まっていて、そのキャラクターの一人ひとりが丁寧に、そして魅力的に描かれています。心温まる作品になっていますので、ぜひ最後まで見届けていただけたらと思います。

>>>優しい眼差しにドキッとする! 鳥海浩輔さん撮り下ろしカットを見る!(写真15点)

撮影/大山雅夫

寺林 沙樹

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