• 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』MovieNEXが8/18発売!
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2023.06.28

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』MovieNEXが8/18発売!

(C) 2023 MARVEL


◆PRODUCTION NOTE
●シリーズを通して大きな影響を及ぼした「音楽」製作について

脚本・監督のジェームズ・ガン監督は音楽にも造詣が深く、脚本には初稿から音楽を仕込んでいた。監督は、楽曲が観客 をその場に引き込む "ニードルドロップ・モーメント(既成の音楽を映画内で使用すること)" を作り出す技術を習得しており、選曲した曲をプレイバックすることで、編集の向こう側にある世界に入り込むことができ、それが俳優の演技にも活かされていると言える。

監督は、音楽を選ぶ難しい作業について次のように語る。
「最初の上映を行い、観客がとても良い反応を示すまで、私はそれに自信を持てなかった。脚本で音楽をどうするか、何度も変更したんだ。最初の2作のように70年代の音楽にこだわることもできたし、90年代にはスペース感のあるブリット・ポップがたくさんあった。最終的には、様々なタイプの音楽をミックスして、それが互いに喧嘩しないようにしようと思ったんだ」。

クリス・プラットにとっても、監督の選択はまたしても素晴らしいミックステープに繋がった。「音楽は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの大きな部分を占めている」とプラットは説明する。
「最初のオーサムミックスは、ピーター・クイルの母親が彼に渡し、彼が宇宙に持って行ったものだ。これは、彼が何者であるかを定義する音楽だった。2作目では、母親が彼に残したテープで、彼はそれが彼女の最後の姿になることを恐れて、決して開けなかった。しかし、ついに彼はそれを開き、2作目のサウンドトラックを完成させた。そして3作目は、ヨンドゥからピーター・クイルに渡された音楽がすべてだ。その音楽は70年代からビースティ・ボーイズ、レディオヘッド、フェイス・ノー・モアのようなバンドに移行している。音楽はフランチャイズの進化を助け続けてきた。この旅には素晴らしい音楽が付き物だ」。

●ガーディアンズの本拠地「ノーウェア」には日本の技術が活かされていた!?

トリリス・スタジオの最大のステージで作られた「ノーウェア」のセットは、6ヶ月以上かけて作られた。最終的なセットは、約4万平方フィートの広さを持つ本格的な都市で、3階建ての集合住宅、ジェミアのブーツ(コミックに登場するジェミアの天空のヘルメットを模した看板を掲げた地元のバー兼溜まり場)、武器庫、オルローニのスタンドなど、20の別々の建物(内部と外部の両方)で構成されていた。
内装と外装がつながっていることで、スタッフとキャストは「一発勝負」のショットを完成させることができ、観客は完全に没入することができた。
また、建物は特殊なコーティングで固まる成形可能なフォームを使用しており、ノーウェアのカラーパレットには、オレンジ、ブルー、グリーンが含まれ、エイジングには日本の陶芸技術である「楽」という手法を取り入れた。
また、ガーディアンズの新しい船「ボウイ」にも手が掛かった。チームは、完全に動作可能な3つのフロアを構築し、船内には巨大なコックピットとともに、6つのエリアを制作。MCU史上最大のコックピットと称されるこのリアルな造りは、俳優が多方向に歩ける十分なスペースを確保、すべての部屋は相互に接続されており、カメラチームは通常では不可能なショットを撮影することができた。


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
7月7日(金)デジタル配信(購入)/
8月18日(金)MovieNEX発売
(C) 2023 MARVEL
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

アニメージュプラス編集部

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