【2人が考える『4月の東京は…』に続く言葉は?】――本作にちなみまして、『東京』にまつわるエピソードや思い出があれば教えてください。櫻井 僕たち2人とも神奈川県出身なので、東京に来てすごく驚いたということはなかったのですが、それでもやっぱり東京には何でもあるなと思いましたね。
高松 そうだね。
櫻井 じつは僕、最近引っ越しまして、今まさに家具やインテリアを買い揃えているところなのですが、神奈川だと車に乗ってショッピングセンターまで行かないといけないところが、東京だと歩いて買い物に行けば全て揃うので、すごいなと思っています。
――お家のコーディネートを楽しんでいるんですね。では、高松さんは?高松 眠らない街。
――どこかで聞いたことのあるような言葉ですが(笑)。高松 (笑)。でも、本当にそう思いました。僕の地元は海沿いだったので、夜になるとしっかり暗くなりますが、東京は人もいるし灯りもついている。昼間と同じくらい夜も明るいので、ホッとするといいますか。
――夜の東京も楽しまれましたか?高松 「夜景を楽しんだ」と言いたいところですが、夜の奥多摩で星を楽しみました。ダムを超えて山の方へ行くと、星がよく見えるスポットがあるんです。車を駐車場に停めて、サンルーフを開いて星を見たんですけど、めちゃくちゃキレイでした。奥多摩、おすすめです!
――次の質問は少し大喜利っぽくなっちゃうんですけれど。高松 大得意ですよ。
櫻井 (笑)
――タイトルの『4月の東京は…』の「…」の部分に、お二人ならどんな言葉を入れますか?高松 しっかり大喜利だ!(笑)
――ボケなくて大丈夫ですよ。櫻井 なんだろう。「4月の東京」と言えば、やっぱり桜ですかね。
――今年は見に行かれましたか。櫻井 いや、行ってないんですよ。身近にある目黒川のも行きたかったのですが……。しかも、名前も「櫻」井佑樹なのに、行けていなくて。来年はぜひ見に行きたいですね。
――来年が楽しみですね。高松さんは?高松 「4月の東京は」、クリスマスの4カ月後だね!
櫻井 ……。
高松 しっかりスベリました。
櫻井 いいじゃん(笑)。
――面白かったです、ありがとうございます。高松 絶対ウソだ(笑)。
【最後に】――最後に本作の見どころを教えてください。櫻井 日常生活を送る中で、何かに幻滅することもあるかと思います。僕が演じた和真も幻滅して悲しくなることがあるのですが、蓮のことを最後まで想って、最後まで追いかけて、最後まで諦めません。でも、そうやって頑張れば報われることもあるということを和真を通して感じてもらえたら嬉しいです。
高松 特に注目してもらいたいのが、10年前の僕たちの姿です。和真も蓮も龍之介も、面影があって似ているんです。かなり細かく特徴を捉えてやっていますので、そういうところも楽しんでもらえたらなと思います。
>>>密着ショットにドキドキ……! 櫻井佑樹さん、高松アロハさん撮り下ろしカット(写真16点)撮影/真下裕(Studio WINDS)