• 『美しい彼』萩原利久・八木勇征が原作者メッセージに涙! 舞台挨拶レポ
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2023.03.28

『美しい彼』萩原利久・八木勇征が原作者メッセージに涙! 舞台挨拶レポ

(C)2023 劇場版「美しい彼〜eternal〜」 製作委員会

『劇場版 美しい彼~eternal~』の完成報告舞台挨拶イベントが2023年3月27日(月)に開催され、W主演の萩原利久・八木勇征がそろって登壇した。

『美しい彼』は、本屋大賞受賞作家・凪良ゆうの人気小説。幼い頃から周囲になじめない “ぼっち” の高校生・平良一成(萩原利久)と、学校カーストの頂点 “キング” として君臨する清居奏(八木勇征)の初恋を丹念に描く、むずがゆくも甘酸っぱい青春ドラマだ。
2021年にMBSドラマ特区枠にてTVドラマが放送され、『劇場版 美しい彼〜eternal〜』が4月7日(金)に公開となる。

2021年にスタートしたドラマ版から約2年が経ち、ついにクライマックスを迎える本作の劇場版。3月27日(月)に開催された完成報告舞台挨拶イベントでは、たった今作品を観終えたばかりの観客の興奮が冷め切らぬ中で、大歓声に迎えられながら萩原利久・八木勇征が登壇した。
2人はMCの「改めて今このタイミングでお互いに声をかけるとしたらどんな想いでしょうか?」という問いかけに対して、萩原は「いつみても顔キレイだね」と八木をみつめ、それに対して八木は「ありがとう・・・なにこれ!? 恥ずかしいんだけど笑」と照れ笑いで返すなど、 “ひらきよ” を演じてきた二人の仲の良さを見せる。

本作にシーズン1から登場する、昔ながらの日本家屋の趣が特徴的な平良の家。2人が同棲を始めたことで、劇場版では平良の家での撮影シーンも多かったが、2人の日常をリアルに再現するためにかなり細部までこだわって作られ、その美術の量は4トントラックとハイエース1台分にも及んだという。そのことについて萩原は「相当な量だよ!? あの家の中にあるもの、ほぼほぼ持って来てるってことだよね?」、八木も「もしかしたら、こんなに撮影していながらも知らないことがいっぱいあるかもしれない。」と感嘆。
八木からの平良の家の注目ポイントとして、平良の家にある清居の台本のタイトルが、実は八木自身が所属するFANTASTICSの曲のタイトルになってることなどを明かし、「デビュー曲の『OVER DRIVE』だったり、『Hey、darlin’』という楽曲が『ねえ、ダーリン』になってたり、ちょっと面白いポイントとかもあったりするので、探してみて!(笑)」と観客の笑いを誘った。

そしてシーズン2の最後に清居から平良へとプレゼントされたアヒル隊長。劇場版でも重要な役割を果たしているが、回を追うごとに存在感を増すアヒル隊長に対して八木は「いろんなところに出てきます(笑) いつも僕らの間にいるので、大事な所は全部見てる(笑)」「食卓のシーンで、2人が机を挟んで座っている時も、実はその間でアヒル隊長も一緒にご飯食べてるんです」と言い、萩原も「ちっちゃーいエビコロ食べてるよね(笑)」と、ぜひ見てほしいアヒル隊長の推しポイントを明かす。

また、本作はシーズン2と劇場版が同時にクランクインしたため、約1カ月という長期間にわたって<平良・清居>を演じてきた2人。萩原自身がカメラを回したという劇場版のクライマックスシーンについても言及し、「フィルター越しの映像があるじゃないですか? あれは自分で撮りました!」と語り、「構図が決められていただけで<どういうふうに撮って>とか、何も打ち合わせがなかったので<とりあえずやってみよう>と撮影が始まりました」と振り返り、結果的にその映像が実際の<平良が撮影した清居のカット>として劇場版の映像として採用され、なんとエンドクレジットにも “撮影:平良一成(萩原利久)” と記載されたことに、感動もひとしおだったと語った。

>>>舞台挨拶イベントの様子や場面写真を見る(写真13点)

(C)「美しい彼」 製作委員会・MBS

アニメージュプラス編集部

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