• 『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』シェリルとランカ、究極の選択の結末【日曜アニメ劇場】
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2023.03.18

『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』シェリルとランカ、究極の選択の結末【日曜アニメ劇場】

(C)2011 BIGWEST/MACROSS F PROJECT


●〈歌〉と〈戦闘〉と〈三角関係〉の究極の融合●
本作の最大の見どころは、なんといってもクライマックスの最終決戦。
ランカ自身が初めて作詞したという設定(実際の作詞はGabriela Robin)の新曲『放課後オーバーフロウ』や、同じくシェリルとランカのデュエットが熱い新曲『サヨナラノツバサ〜the end of triangle』などのライブシーンが、前編以上に研ぎ澄まされた3DCGのメカアクションと融合する戦闘シーンは大迫力。
思わず「これぞマクロス!」と言いたくなるほどの、極上のエンタテインメント映像だ。

そしてアルト、シェリル・ランカの関係にひとつの決着がつけられるのも、本作の注目ポイント。
TVシリーズでは三人の “これから” を予感させる爽やかな結末が描かれたが、『サヨナラノツバサ』では主人公・アルトによる “選択” が描かれる。
美しく、強く、しかしその奥には繊細な心を隠していたシェリル。
明るく可憐で、常に前向きなランカ。
どちらもアルトにとって、大切な存在であることは間違いない。

ちなみに、やはりダブルヒロインとの三角関係を描いたマクロスシリーズ第1作『超時空要塞マクロス』では、主人公の一条輝は最終的に、憧れのアイドルであるリン・ミンメイではなく、同じ軍人として共に窮地をくぐり抜けた早瀬美沙を選び、続く劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(84年)も同じ選択が描かれていた。
魅力的な二人の狭間で、アルトが下す決断とは?
多くのファンの心を捉えた、宇宙を揺るがす三角関係の行く末をぜひその目で確かめてみてほしい。

ちなみに本作が公開されてから10年後の2021年には、“その後” のストーリーを描いた『劇場短編マクロスF〜時の迷宮〜』(原作・脚本・監督・絵コンテ/河森正治)が制作された。今回の放送で『マクロスF』の世界に魅了された人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

>>>シェリル&ランカの熱いライブを見逃すな!『サヨナラノツバサ』名場面を見る(写真13点)

(C)2011 BIGWEST/MACROSS F PROJECT

アニメージュプラス編集部

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