燃え上がれ！ 仲間と共に！！ 寺島拓篤＆日野聡＆葉山翔太『ウルトラマンタイガ』トライスクワッド座談会

『ウルトラマンタイガ』から登場したタイガ、タイタス、フーマの三人のウルトラマンによるチーム・トライスクワッド。地球人の工藤ヒロユキと出会い成長した彼らは、『タイガ』以降もさまざまな作品で活躍している。

本日YouTubeで最終回が配信された『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』では、ウルトラリーグのメンバー集めに奔走。宿敵であるウルトラマントレギアの並行同位体と対峙し、新たな因縁が結ばれた彼らの戦いの物語は、これからも続いていく。

今回はウルトラマンタイガ役・寺島拓篤さん、ウルトラマンタイタス役・日野聡さん、ウルトラマンフーマ役・葉山翔太さんが奇跡の集結！　シリーズの思い出、『タイガ』やボイスドラマ、その後の出演作などトライスクワッドと共に駆け抜けた日々について、たっぷりと語っていただいた。

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◆三者三様なウルトラ原体験◆

――『タイガ』に出演される以前のウルトラマンシリーズの思い出を教えてください。

寺島　僕たちは少しずつ世代が違っていて、特に葉山のウルトラ歴は全く想像がつかないです。

葉山　一番記憶に残っているのは、杉浦太陽さんが出演された『コスモス』です。あと『ウルトラセブン』もセブンのアイスラッガーが好きでよく覚えています。

寺島　今考えても斬新だよね。「頭のそれ、取れるんだ！」って。

葉山　そうですよね、あの戦い方がとても面白くて。自分の中でウルトラマンと言ったら、セブンとコスモスの二人が思い浮かびます。

――おもちゃなどで遊んだ記憶はありますか？

葉山　バスボムの中に入っていた人形をお風呂で遊んだりしていました。

日野　僕の頃にはなかった。

寺島　今の子どもの話ですよね。時代だなぁ（笑）。

葉山　バスボムのおかげで毎回お風呂が楽しみで仕方なかったです。

寺島　絶対楽しいよ。「何が出てくるかな」って。

日野　『タイガ』の放送中は子どもにたくさん買ったなぁ。クリアバージョンまで全部揃えた。

葉山　ガチャとかはやらせてくれなかったんですけど、バスボムなら買ってくれたんです。

寺島　なんでなんだろう？

日野　親にとっては入浴剤の代わりになって、お風呂に入るときに使えるから。

寺島　そうか、実用品だから！

葉山　子どもの味方です、バスボムは。

日野　僕は幼稚園の頃に夕方の時間帯にやっていた再放送で『帰ってきたウルトラマン』や『A』を観ていました。『ウルトラマン』や『セブン』、『タロウ』も夏休みの再放送で観ていた記憶があります。

――再放送の世代だったんですね。

日野　幼稚園ではウルトラマンごっこをしていて、変身ポーズをしている写真が残っています。僕は生まれがアメリカなんですが、その時も日本のおじやおばが玩具を買ってきてくれて、家にはたくさんウルトラマンのソフビがありました。ウルトラの母とか。

寺島　ばあちゃんのソフビを。

日野　あと父の出身の九州に行った時に、『レオ』が放送されていたことも覚えています。

寺島　九州のテレビ局が放送権を持っていたんですかね？

日野　そうかもしれない。

――寺島さんは『ウルトラマン超闘士激伝』世代でしたよね。

寺島　はい。『コミックボンボン』で連載していたマンガ作品に触れてきました。最初の出会いは家にあったカラオケマシーンのカセットに入っていた『帰マン』の主題歌で。誰の趣味で買ったものなのかはわからないんですが、鮮明に記憶に残っています。それから、スーパーファミコンの『ザ・グレイトバトル』という、ウルトラマンと仮面ライダーとガンダムが共演しているゲームが大好きで。

日野　あったね！

寺島　あのシリーズをめちゃくちゃ遊んでいたのが、ウルトラマンにまつわる思い出としては一番大きいかもしれないです。


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