• 『BLUE GIANT』音楽は上原ひろみ!演奏も聴ける特報解禁
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2022.10.19

『BLUE GIANT』音楽は上原ひろみ!演奏も聴ける特報解禁

(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (C)2013 ⽯塚真⼀/⼩学館


◆石塚真一(原作者)コメント
ジャズ界きってのピアニストの上原ひろみさんが音楽担当になってくれたことは、この上ない幸運です。サックスの馬場智章さん、ドラムの石若駿さんという真摯な若手プレーヤー達と共に試行錯誤を重ねて映画『BLUE GIANT』の音を紡いでくれました。迫力の音楽です。
音について伝えたいことはまだまだありますが、ここはグッとこらえ、皆さんが映画で楽しんでいただけたらと思います。
上原さん、馬場さん、石若さん、カッケー音をありがとうございます!!
皆さん、劇場でジャズが待ってます! ご期待ください。

【石塚真一Profile】
1971年生まれ、茨城県出身。20代でアメリカ留学、帰国後は会社員を経て、漫画家に転身。2001年『This First Step』で第49回「小学館新人コミック大賞一般部門」に入選。2003年『ビッグコミックオリジナル』増刊号にて『岳 みんなの山』の連載をスタート。同作で第1回「マンガ大賞」(2008年)、第54回「小学館漫画賞(一般向け部門)(2009年)、第16回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」(2012年)を受賞、2011年には実写映画化もされた。現在は『BLUE GIANT』シリーズのアメリカ編となる『BLUE GIANT EXPLORER』(story director NUMBER 8)を『ビッグコミック』(小学館)で連載中。

◆アーティストコメント
<上原ひろみ(音楽/ピアノ演奏):コメント>
初めて『BLUE GIANT』を読んだ時、「音が聴こえてくる」と感じました。
自分の頭の中に鳴っていたその音を、本当に再現できる日が来るなんて・・・。
物語を支える劇伴も担当させていただけて、感無量です。
『BLUE GIANT』には、夢と情熱が詰まっています。
監督も、この映画に携わるスタッフも、原作チームも
夢と情熱で溢れる人たちでいっぱいです。
この漫画の音を鳴らしたい、という自分の夢を乗せられればと。
ありったけの情熱を込めて。

【上原ひろみProfile】

1979年生まれ。6歳よりピアノを始める。1999年にボストンのバークリー音楽院に入学。2003年にアルバム『Another Mind』で世界デビューを果たす。 2011年にはスタンリー・クラークとのプロジェクト作『スタンリー・クラーク・バンド フィーチャリング 上原ひろみ』で第53回グラミー賞において「ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」を受賞。 2016年にリリースされた4枚目のアルバム『SPARK』は、アメリカのビルボード・ジャズ総合チャートで1位のヒットを記録した。さらに日本人アーティストでは唯一となるニューヨーク・ブルーノートでの13年連続公演を成功させるなど世界を舞台に活躍。2021年には「東京2020オリンピック開会式」に出演。2018年、19年に開催された原作によるライブイベント、「BLUE GIANT NIGHTS」にも出演している。


<馬場智章(サックス演奏):コメント>
“その人が生み出す音はその人そのものを表す” と感じながら僕は日頃から音楽に取り組んでおりますが、今回初めて自分自身としてではなく別の人間として音楽制作に取り組みました。
大の持つ音は “きっとまだ上手くはないけれど何故か人を惹きつける” 、そんな想像をしながら大を自分に宿して、大として演奏をするにつれ、彼の音楽への情熱や貪欲さがどんどん音になって表れるような気がしました。
今回大が結成したバンド “JASS” を上原ひろみ、石若駿という最高のメンバーと担当することができ、とても良い音楽に仕上がったと思います。
ぜひ劇場の特大スピーカーでJASSの音を全身で浴びてください。

【馬場智章Profile】

1992年北海道生まれ。2005年タイガー大越氏により開催されたBerklee College of Musicタイアップの北海道グルーブキャンプを受講し優秀賞受賞、2010年、Terri Lyne Carrington(ds)が指揮するBerklee Summer Jazz Workshopのメンバーに選抜され奨学生として参加。2011年、バークリー音楽院に全額奨学生として入学以来、Terri Lyne Carrington(ds)、Terrence Blanchard(tp)、Jamie Callum(vo,pf)等のグラミーアーティストと共演。

2016年から4年間『報道ステーション』のテーマ曲を自身も所属するバンド "J-Squad" で手掛け、UNIVERSAL MUSIC JAPANよりアルバム J-Squad、J-Squad ii をリリースしBlue Note Tokyo、Fiji Rock Festival 17などにも出演。ファッションブランド “TAKEO KIKUCHI” ともコラボレーションを行う。
2022年日本で初開催された “LOVE SUPREME JAPAN JAZZ FESTIVAL” にDREMS COME TRUE feat. 上原ひろみ、Chris Coleman、古川昌義、馬場智章、aTak、Answer To Rememberの3バンドで出演。
2020年に自身初のリーダーアルバム『Story Teller』をリリース。2022年4月、2ndアルバム『Gathering』をリリース。

<石若駿(ドラム演奏):コメント>
皆様はじめましてドラマーの石若駿と申します。ジャズを題材としたこの『BLUE GIANT』という作品に携わることができてとても嬉しく思います。
ドラムの玉田の音とモーションを担当することになりますが、玉田は音楽経験がないところからドラムをスタートします。初心者のぎこちないドラミングを演ずるのがとにかく難しくもあり、試行錯誤しながら楽しく臨むことができました。玉田のまったくの初心者からだんだん上手になっていく様にも注目いただければと思います。また彼の心情の動きも私なりに音に注入させていただきました。
全体の音楽を担当され、雪祈役の、上原ひろみさんと宮本大役の馬場智章さんとのトリオもとても感動的な音に仕上がりました。
この映画を観てジャズという音楽の実際のライブにも聴きにいらしていただければ本当に嬉しいですが、まずは『BLUE GIANT』を何度もじっくり楽しんでいただければと思います! お楽しみに!

【石若駿Profile】

1992年北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。Answer to Remember、SMTK、Songbook Trioを率いる傍ら、くるり、Millennium Paradeなど数多くのライブや作品に参加。

2022年6月、山口情報芸術センター[YCAM]にて、「自分自身との共演」をテーマに、石若駿+YCAM新作パフォーマンス公演『Echoes for unknown egos―発現しあう響きたち』を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス『石若駿×浅井信好ライブセッション』を行う。
自身のソロパフォーマンスが、山本製作所100周年記念モデル『OU-オウ』のPV、フィガロジャポン新連載 山田智和監督『虹の刻 第15章』のオンラインスペシャルムービー、世界的建築家 妹島和世氏設計による大阪芸術大学アートサイエンス科新校舎のドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世(監督・撮影 ホンマタカシ)』の音楽に抜擢されるなど活動は多岐に渡る。
海外アーティストとの共演も多く、これまでに、Kurt Rosenwinkel、Jason Moran、Federico Casagrande、Tony Allen、James Francies、John Scofield、Taylor McFerrin、Peter Evans、Fabian Almazan、Linda Oh、Richard Spaven、Corey Kingの来日公演に参加。

★映画公式サイト

(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
(C)2013 ⽯塚真⼀/⼩学館

アニメージュプラス編集部

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