『蒼穹のファフナー』新作スピンオフ『BEHIND THE LINE』先行上映が決定

7月4日にシリーズ18周年を迎えた『蒼穹のファフナー』。その最新作となるスピンオフアニメ『BEHIND THE LINE』が劇場にて特別先行上映されることが決定、キービジュアルおよびスタッフ＆キャストが解禁となった。

『蒼穹のファフナー』は、竜宮島に暮らす少年少女たちが人型兵器「ファフナー」に乗りこみ、フェストゥムと呼ばれる未知の存在と命を賭して戦う姿を描く、壮大なSFアニメーションシリーズ。2019年から21年にかけて劇場先行上映された『蒼穹のファフナー THE BEYOND』（全12話）をもって17年に渡って描かれた物語は終幕を迎え、大きな話題を呼んだのも記憶に新しい。

本作はイベント「皆城総士生誕祭2017」にて制作を約束していた “平和なスピンオフ” 作品となる。
物語の時間軸は、劇場版『HEAVEN AND EARTH』のラストで平和を取り戻した竜宮島が、TVシリーズ第2期『EXODUS』で再び戦いに巻き込まれる少し前の時代。ようやく再会を果たした真壁一騎と皆城総士をはじめとした竜宮島の人々が過ごす、何気なくも忘れ難い日々が描かれるという。

公開されたキービジュアルには、おなじみの “喫茶楽園” を背景に、一騎・総士・遠見真矢・羽佐間カノンの4人の姿が描かれている。『EXODUS』以前を描くスピンオフとあって、総士やカノンのみならず堂馬広登や西尾 暉など、その後のシリーズで命を落とすキャラクターたちが登場するところも、ファンにとっては大きな注目ポイントだ。
制作陣は前シリーズに引き続いて監督を能戸隆、脚本を冲方丁、キャラクターデザインを平井久司、アニメーション制作をProduction I.Gが担当。また主題歌はシリーズすべての主題歌・挿入歌を手掛けるangelaが務める。

さらに『BEHIND THE LINE』制作を記念して、今秋より『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』【リマスター版】の特別上映も決定した。
こちらは「『蒼穹のファフナー』シリーズ究極BOX」のみに収録されているUHD版を劇場用に再フォーマットした映像となり、上映劇場・開始日程等の詳細は追って発表。また、2019年に期間限定で上映された4DX版の再上映も企画中とのこと。『BEHIND THE LINE』の前日譚となる本作だけに、このタイミングで改めてチェックしておきたい。

＞＞＞主題歌を担当するangela、前作『蒼穹のファフナー THE BEYOND』パッケージを見る（写真３点）

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