<閉会メッセージ:メディコム・トイ代表取締役社長 赤司竜彦>
ご来場ありがとうございました。
今回アートフェア東京で催事を行う事を決めたのは、マーケットやシーンを意識することなく、呼吸をするように物づくりを続けていたら、いつしかコンテンポラリーアートと呼ばれる領域との接点が高まり気がつくと自分たちの立っている場所の一部が、随分とそこに近くなっている事を感じた事がきっかけでした。
「自分が敬愛する作家の作品を持ち寄り、この場所と対峙する事で、より一層感覚を鍛えたいな」という思いと素晴らしいギャラリーや多くの作家の皆さんから、新しい刺激を沢山頂く中で自分の持っている構想をどんな風に組み合わせ、また編み上げていくかを考えさせて頂く良い機会になりました。
今回、初めてアートフェア東京にお出でいただいたお客様も沢山いらっしゃったと思います。
ほんの少し世界線が変わる事で、普段目に触れている物が全く異なる光彩を帯びるような時代だと感じています。
私たちの感覚が、常に皆さんに新鮮な驚きを与えられるであろう事を信じつつ、また次の機会を楽しみにお待ち頂ければ幸甚です。
MEDICOM TOY CEO
AKASHIC RECORDS キュレーター
赤司竜彦