新海誠最新作『すずめの戸締まり』、その注目すべきポイントを分析！

3つのキーワード以外にも、新海監督は気になるヒントを提示してくれた。
それは「アクション」という要素。
今作は、主人公・鈴芽はある存在と戦う物語でもあるとのことで、鈴芽のアクションも描かれるようだ。
『君の名は。』や『天気の子』でも、心地よい躍動感を感じさせるクライマックスはあったが、直接的な「戦い」のアクションはあまり前面には出ていなかった。
過去の新海作品でも、主人公が何らかの相手と「戦う」という展開は稀だ。
バトルアクションーーとまで表現していいかどうかは現時点では不明だが、新海映画の新しい境地がそこに生まれる可能性はありそうだ。
しかも新海監督によれば、「アクションスターが活躍するのとは少し違う、想像もできないようなアクションムービー」とのことなので、現時点での予想をいい意味で裏切るような、ダイナミックな映像が観られるのかもしれない。

公開は2022年の秋ということで、実際に映画が観られるのはまだもう少し先になる。
『君の名は。』、『天気の子』に続く、そして、それらとはまた違った興奮や感動を与えてくれる映画の誕生を、心待ちにしたい。

（C）2022「すずめの戸締まり」製作委員会